当ブログ【ブックらぼ】では、叙述トリックが最高なミステリー小説を10冊紹介しています。
また、どんでん返しがスゴい作品や名作も紹介しています。
本記事では、年間100冊以上のミステリー小説を読む筆者が、叙述トリックがスゴいミステリー小説10選を紹介しています。
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【叙述トリックがスゴい】おすすめのミステリー小説10選

叙述トリックが最高なおすすめのミステリー小説は、次の10冊です。
全員犯人、だけど被害者、しかも探偵
著者 | 下村 敦史 |
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発売日 | 2024/8/7 |
出版社 | 幻冬舎 |
無料で読む | Amazonオーディブル 2024年12月24日から配信 |
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見どころ
社長殺人の容疑をかけられた7人の男女が、廃墟に閉じ込めらる。
そこには、48時間後に毒ガスが充満する恐ろしい仕掛けが…。
「社長を殺した犯人だけ生きて帰してやる」というスピーカーの音声。
閉鎖空間での生き残り競争のための心理戦がたまない! ミステリー×エンタメ、ここに極まる。
俺ではない炎上
著者 | 浅倉秋成 |
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発売日 | 2022/5/19 |
出版社 | 双葉社 |
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見どころ
SNSの怖さと人間の闇を描き出した叙述トリックの衝撃作。
SNSの発達によって簡単に拡散される誹謗中傷や誤情報が、いかに一人の人生を壊しかねないかを描き出した物語。
主人公は、ある日突然、「女子大生殺害犯」としてネット上で拡散されて炎上。
巧みな叙述トリックで読者を惑わしてくれる作品です。
密室殺人ゲーム王手飛車取り
著者 | 歌野晶午 |
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発売日 | 2010/1/15 |
出版社 | 講談社 |
見どころ
密室、アリバイ崩し、ダイイングメッセージなど、ミステリー小説でお馴染みのテーマをもとに、インターネット上で推理ゲームを楽しむ5人。
出題される殺人事件がすべて現実で実際に起こってしまい、事件の真相に迫っていく。
歌野晶午さんの作品といえば、葉桜の季節に君を想うということが有名だけど、本作品のほうが最高傑作と評価する人が多い。
同姓同名
著者 | 下村敦史 |
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発売日 | 2022/9/8 |
出版社 | 幻冬舎 |
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見どころ
日本中を震撼させた女児殺害事件が発生し、犯人の名前が「大山正紀」と報道される。
がしかし、世の中には他にも「大山正紀」という名前の人々が数多く存在し、彼らは突然、殺人犯と同姓同名になってしまう事態に直面。
後半からの伏線回収の展開がたまならい作品。
いろんなメディアが取り上げたり、SNSで話題になるのが納得の叙述トリック小説。
慟哭
著者 | 貫井 徳郎 |
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発売日 | 1999/3/19 |
出版社 | 東京創元社 |
見どころ
連続幼女誘拐事件を軸に、警察内部の葛藤やマスコミの報道、そして新興宗教といった様々な要素が絡み合うものがたり。
「慟哭」は、貫井 徳郎さんのデビュー作。
完成度があまりにも高すぎて、発売当時、大いに話題になった作品。
社会派推理小説の巨匠「松本清張」の後継作家と評されるのも納得できます。
倒錯の死角 201号室の女
著者 | 折原一 |
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発売日 | 1999/10/15 |
出版社 | 講談社 |
見どころ
のぞき見行為から始まる、心理戦がスリリングなミステリー小説。
アルコール依存症の翻訳家「大沢芳男」はのぞき見が習慣となり、それが原因でさまざまな出来事に巻き込まれる。
のぞき見をする者・のぞき見を手助けする者・のぞき見される者、三人の視点でそれぞれ描かれていて、物語の真相が少しずつ明らかになっていく過程がなんとも楽しい。
最後は著者 折原一さんが得意としている叙述トリックがしっかり用意されていて、裏切られること間違いなしです。
セカンド・ラブ
著者 | 乾 くるみ |
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発売日 | 2012/5/10 |
出版社 | 文藝春秋 |
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見どころ
大ベストセラー「イニシエーション・ラブ」に続く、二度読み必至の傑作。
主人公の里谷正明は、スキー旅行で出会った内田春香と恋に落ちる。(スキー旅行っていうのが時代を感じる)
実は、内田春香は二つの顔を持つ超くせ者。
一度読んだだけでは気づかない伏線がたくさん散りばめられていて、この作品のキャッチコピー(二度読み必須)とおりの作品。
向日葵の咲かない夏
著者 | 道尾秀介 |
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発売日 | 2008/8/1 |
出版社 | 新潮社 |
見どころ
「2009年 このミステリーがすごい!」の作家別投票で1位を獲得、120万部売れているモンスター作品。
ものがたりは、少年の死をきっかけに、現実と幻想が交錯する不思議な設定。
「これが伏線なんだろうな…」と途中途中で気付けるものの、最後にはびっくり仰天の結果が用意されています。
道尾秀介さんのおすすめ作品は、次の記事でもくわしく紹介しているので参考ください。
眠りの牢獄
著者 | 浦賀和宏 |
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発売日 | 2013/2/15 |
出版社 | 講談社 |
見どころ
恋人と一緒に階段から転落し、彼女が昏睡状態に陥った主人公。
数年後、彼はある地下室に監禁され、彼女を突き落とした犯人探しに協力させられる。
ミステリーとサスペンスが融合したスリリングな作品、叙述トリックもしっかり用意されています。
ホラーテイストも入っているため、ゾクゾクしながら読みたい人におすすめの作品です。
アクロイド殺し
著者 | アガサ・クリスティー |
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発売日 | 2003/11/30 |
出版社 | 早川書房 |
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見どころ
海外ミステリー小説の巨匠「アガサ・クリスティー」の名作。
この作品が他のミステリー小説と大きく異なる点は、トリックの仕掛け方。
作者のアガサ・クリスティーは、読者に対して積極的にトリックを隠そうとし、また物語の途中で読者の予想を裏切るような仕掛けをいくつも用意。
「叙述トリックの先駆けの作品」「ミステリ史に残る大傑作」と言われるだけあって、叙述トリックを語るうえで外せない作品。
アガサ・クリスティのおすすめ作品は、次の記事でくわしく紹介しているので参考ください。
ミステリー小説のおすすめ作品

本記事で紹介した以外にも、時間が経つのを忘れてしまうほど夢中になれるミステリー小説があります。
ぜひこちらも参考ください。
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