【涙腺崩壊】泣けるおすすめ小説15選！無料で30日読む裏ワザも紹介

主人公のサトル は、余命わずかな身でありながら、愛猫のナナと共に最後の旅に出る。

ナナは、サトルを献身的に支え、二人は美しい日本の風景を巡りながら、たくさんの人々との出会いを重ねていく。

旅の中で、サトルは過去のできごとを思い出し、自分の人生を振り返る。

動物と人間の絆、そして人生の終末をテーマにした、こころ温まるものがたり。

主人公は、幼い頃に兄が犯した殺人事件のせいで、周囲から白い目で見られ、辛い日々を送ることに。

兄の罪を背負い、社会でうまくやっていくことができず、絶望の淵に立たされる。

しかし、あたたかい愛情を与えてくれる人々との出会いがあり、主人公はすこしずつ心を開いていく。

殺人犯の弟として生きていくことの苦悩を描いた、感動的なヒューマンドラマ。

ある日、主人公は脳腫瘍を患い、余命わずかと宣告される。

絶望の中、自分そっくりの悪魔は、「世界から何か一つを消す代わりに、一日の命を延ばす」取引を主人公に持ちかける。

主人公は、生きるためにこの取引を受け入れることに。

電話、映画、時計など、さまざまなものが世界から消えていく中で、主人公は日々の生活や人とのつながりのたいせつさに気付かされる。

主人公である「僕」は、ある日病院でクラスメイトの山内桜良が書いた秘密の日記「共病文庫」を拾う。

その日記には、桜良が膵臓の病に侵され、余命わずかなことが綴られていた。

タイトルは衝撃的だけど、ものがたりは切なくも温かい青春小説。

原作累計260万部突破の大ヒット、「キミスイ」の略称で呼ばれ大きく話題となった作品です。

若くして癌をわずらい、余命を告げられた主人公の雫は、最後の時間を穏やかに過ごすため、瀬戸内の島のホスピス「ライオンの家」に入る。

このホスピスでは、毎週日曜日、入居者がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる「おやつの時間」が設けらている。

雫は、他の入居者たちの「おやつの時間」を通して、それぞれの生きた証を感じ、自分の人生を深く見つめ直すことに。

雫が最後に選んだおやつには、どのような想いが込められているのか？

カメラマン見習いの主人公「春人」は、新米の美容師「美咲」に恋をする。

諦めた夢を追いかける「春人」に心を打たれた「美咲」も彼のことが気になり、やがて二人は恋人同士に。

幸せな生活がスタートしたの束の間、美咲が「ファストフォワード症候群」という、人が何十倍もの早さで年をとってしまう難病にかかっていることが判明。

一年という短い期間に凝縮された二人の愛に、感動と共感をおぼえる作品。

駆け出しの建築家・誠と、カフェで働く日菜は、雨の日出会って恋に落ちる。

鎌倉の海辺の街で幸せに暮らす二人だが、ある日、バイク事故に遭い、生死の境をさまようことに。

奇跡的に生き返った二人は、“案内人”と名乗る喪服姿の男女から、二人合わせて二十年の余命を授かって生き返る。

おたがいの命を奪い合うという、残酷な運命と引き換えに、二人は愛をさらに深めていく。

主人公の浩介は、10年ぶりに再会した中学時代の初恋の人、真緒に再び惹かれていく。

かつてはクラスでいじめられていた真緒は、見違えるほど美しく、仕事もできる女性に成長していました。

浩介は真緒とふたたび恋に落ちるものの、真緒には誰にも言えない「不思議な秘密」が…。

「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」というキャッチコピーで話題になったことでも有名。

20歳の主人公・茉莉が、数万人に一人という難病にかかり、余命が10年であることを告げられるところからはじまる。

突然の宣告に、茉莉は絶望し、未来への希望をうしないかけていたところに、かつての同級生・和人が現れる。

茉莉は、恋心を抱きながらも、自分の余命を考えると、その気持ちを抑えようとする。

余命宣告を受けた茉莉と、彼女を愛する和人との切ないラブストーリーにこころ揺さぶられます。

京都の美大に通う高寿は、ある日電車で出会った愛美に一目惚れ。

二人はすぐに仲良くなり交際をスタートするものの、愛美ははじめてのデートやキスなど、特別な瞬間ごとになぜか涙を流す。

愛美の時間は、高寿とは逆向きに流れていて、二人が一緒にいられるのはたったの30日間だけなことが判明する。

限られた時間の中で生まれる愛の奇跡を描いた、感動的なラブストーリー。

個性豊かな10人の大学生たちが、ひょんなことから箱根駅伝を目指すことに。

メンバーは、天才ランナーや挫折を経験した選手などさまざま。

彼らは互いに影響を与え合い、時にはぶつかり合いながらも、チームとして一つになっていく。

箱根駅伝をテーマにした青春小説は、池井戸潤さんの俺たちの箱根駅伝が有名だけど、メンバーが個性的な「風が強く吹いている」の方が好き。

さまざまなジャンルの物語が収められた短編小説集。

中でも表題作の「失はれる物語」は、こころが震わされる感動ストーリー。

ものがたりは、交通事故で全身不随となり、五感をほとんど失ってしまった主人公が舞台。

残されたのはわずかな触覚だけ。しかし、ピアニストの妻は、主人公の腕を鍵盤に見立て、演奏することで彼とのコミュニケーションを試みる。

東日本大震災で飼い主と離れ離れになった犬「多聞」が、さまざまな人々と出会い、別れを繰り返しながら、日本を縦断する旅のものがたり。

多聞は、犯罪に手を染めた男や、孤独な老女、心に傷を負った少年など、いろんな人々の心に寄り添います。

犬の視点から人間社会を描いているところが特徴的で、読者に新たな視点を与えてくれます。

2020年に直木賞を受賞した小説。

52ヘルツのクジラは他のクジラとは異なる周波数で鳴くため、仲間とコミュニケーションが取れない、世界で最も孤独なクジラ。

過去に深い傷を負い、孤独を抱える女性・貴瑚と、母親から虐待を受けてきた少年。

異なる背景を持つ二人が出会い、互いの傷を癒やし、新たな絆を築いていくものがたり。

2021年 本屋大賞受賞作品。

冴えない容姿のラジオパーソナリティである恭太郎が、ある雨の日、バーで出会った謎の美女をきっかけに、奇妙な殺害計画に巻き込まれていく。

個性的なバーの仲間たちがコミカルに絡んでくるため、ストーリーがテンポよく進むところが特徴。

ミステリー要素が散りばめてありながら、秘められた想いが胸を打つ、感涙必至のエンタメ小説。