アガサ・クリスティのおすすめ小説15選！無料で30日読む裏ワザも紹介

「海外のミステリー小説の名作といえば、この作品」と評する人が多い鉄板中の鉄板本。

10人の男女が、それぞれ過去に犯した罪の告発状とともに、英国の孤島にある屋敷に招待される。

屋敷には、彼らの罪を暴露する童謡「十人のインディアン」が飾られていて、童謡の歌詞通りの方法で一人ずつ殺されていく。

エピローグの犯人の解説で、すべての謎が解ける構成。キング・オブ・ミステリー小説。

それぞれに秘密を抱えた個性豊かな乗客たちが乗っているオリエント急行で、アメリカ人の富豪ラチェットが何者かに惨殺されているのが発見される。

雪深いヨーロッパを走る列車は雪のため立ち往生し、外部との連絡が途絶えてしまう。

名探偵のポアロは、乗客一人ひとりの証言を聞いて、彼らの過去を掘り掘り下げていく中で事件の真相に迫る。

富豪のアクロイド氏が何者かに殺害され、普段静かな村は騒然となる。

村の医師であるシェパードが、名探偵ポアロに事件の真相解明を依頼。

ポアロは、事件の初期段階から不可解な点に気づきはじめる。

アガサ・クリスティといえば、「そして誰もいなくなった」「オリエント急行」が有名だが、

「アクロイド殺し」が叙述トリックの先駆けで名作と評価する人も多い。

名探偵 ポワロのもとに、「アルファベット順に殺人を犯す」という予告が記された手紙が届く。

手紙が届いてから数日後、その予告通り、Aで始まる地名でAのイニシャルを持つ女性が殺害される。

その後もBで始まる地名、Cで始まる地名と、アルファベット順に殺人が次々と繰り返される。

殺人現場にかならず残されている「ABC鉄道案内」のガイドブックを手がかりに、事件を解明していく。

アガサ・クリスティの作品の中ではめずらしい、事件が起きない作品。

主人公のジョーンは、夫と子供たちに恵まれ、幸せな家庭を築いていた。

バグダッドに住む娘の病気を看病するための一人旅中、思いがけなく女学校時代の友人と出会う。

そのときに言われたことがジョーンのこころの奥底に深く突き刺さり、足止めを食らった道中で自分の人生を振り返ることになる。

新婚旅行中の大富豪の娘、リネット・リッジウェイがエジプトのナイル川を巡る豪華客船で、何者かに殺害される。

リネットは過去に友人の恋人を奪っていて、多くの恨みをかっていた。

事件の容疑者として浮上するのは、リネットの元婚約者で、現在も彼女に執着しているジャクリーンだが、ジャクリーンには完璧なアリバイがあった。

偶然船に乗り合わせていた名探偵ポアロが、豪華客船の密室トリックを暴く。

「スタイルズ荘の怪事件」は、名探偵ポアロシリーズの最初の作品。

イギリスの田舎にあるスタイルズ荘で、老婦人が毒殺される事件が発生。

療養中のヘイスティングスは、この事件に巻き込まれ、かつてベルギーで知り合ったポアロと共に犯人を探し始めることに。

密室殺人、アリバイ、容疑者の多さなど、古典的なミステリーの要素が盛り込まれているアガサ・クリスティの原点作品。

ものがたりは、列車の車窓から目撃された衝撃的な出来事が発端。

主人公の友人が、並走する列車の中で男が女の首を絞めている場面を見てしまう。

しかし、この証言は鉄道当局も警察も本気にせず、事件は闇に葬られそうになる。

そこで、主人公は名探偵のミス・マープルに事件の解明を持ちかける。

イラクの古代遺跡発掘現場を舞台にしたミステリー小説。

ルイーズは、過去の暗い過去から逃れるように考古学者と再婚し、イラクへと渡る。

しかし、そこでも死んだはずの前夫からの脅迫状が届き、身の危険を感じることに。

ルイーズは事件に巻き込まれ、ポアロが真相解明に乗り出す。

主人公のカーラは、画家だった父親を殺害した罪で終身刑となり、獄中で亡くなった母親から「私は無実です」と書かれた手紙を受け取る。

母親の無実を信じるカーラは、有名な探偵ポアロに事件の再調査を依頼する。

ポアロは、事件当時、現場に居合わせた5人の人物から証言を聞き取るが、

五人が見たもの・聞いたもの・感じたものは少しずつ異なり、事件の解明は複雑化していく。

静かなクリスマスを予定していた名探偵ポアロは、老富豪シメオン・リーからの招待で、彼の屋敷を訪れる。

シメオンはクリスマスの温かい雰囲気を壊す行動に出て、その夜に何者かに殺されてしまう。

部屋は中から鍵がかかっており、窓も閉まっている完全な密室状態。

ポアロは、被害者の性格や家族たちの関係性から、犯人を探し出す。

「ゼロ時間へ」は、、通常のミステリ小説とは異なる視点から描かれた作品。

通常のミステリが事件発生後から真相解明へと進むのに対し、本作は殺人の計画段階からものがたりが始まる。

まるで爆弾が爆発するまでのカウントダウンのように、計画が着実に実行に移されていく様子が見れるところがこの作品の魅力。

「ゴルフ場殺人事件」は、名探偵エルキュール・ポアロシリーズの2作目として知られる作品。

ポアロは、フランスで休暇を過ごしている最中、富豪のポール・ルノーから依頼を受ける。

しかし、ポアロがルノーの別荘を訪れると、彼はすでにゴルフ場の墓穴で刺殺されていた。

ルノーの息子にはアリバイがない上に、同じ凶器による第二の事件が発生し、容疑の矛先は息子へと向けられることに。

週末、田舎に佇む豪邸のホロー荘に人々が集まったとき、彫刻家ヘンリエッタ・サヴァナクと不倫関係にある医師のジョン・クリストゥが殺害される事件が発生。

彼の傍には、拳銃を手にした妻のガーダが立っていた。

果たして、ガーダは本当に夫を殺したのか？

それとも、この事件には別の真相が隠されているのか？

美しい女性をめぐる嫉妬と復讐を描いたミステリー小説。

エリノアは、かつて婚約していたロディーが、幼馴染のメアリに心を奪われたことに激しい嫉妬心を抱いていた。

メアリが毒殺された後、エリノアは犯人に仕立て上げられ、裁判は不利な状況で進む。

ここでポワロが登場し、この事件に隠された真実を解き明かす。