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【不登校ビジネスで壺を買ってしまった話:復学への珍道中記録】

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題名 不登校ビジネスで壺を買ってしまった話:復学への珍道中記録
著者 りえ
出版社 kindle出版
出版日 2024年8月
価格 777円

 

 わが子が不登校になり絶望の日々。
あらゆることを試し、様々な失敗をしてきました。

・支援者の言うようにゲームを取り上げたら自殺未遂
・褒めようとするもうまく褒められず罵倒される
・不登校ママのコミュニティになじめず
・占いやヒーリングにはまり散財
・激しい夫婦喧嘩
・留学エージェント契約してしまい着手金をムダに
・精神薬を手放せない苦しい日々
・あまりにも苦しすぎてツボを買ってしまう

家族や友人にはとても言えないような失敗をしてきました。
でも、そんな我が家も今では復学して平和な日々。

自然な笑顔がまぶしい毎日。
きれいごと抜きの不登校からの復活の珍道中記録。

筆者は不登校の専門家や支援者では無いので「こうしましょう」という話はありません。
でも、カッコ悪すぎる「ありのまま」の姿を思いきって公開しています。

それが不登校で苦しむご家庭の力になるのではと期待しています。
不登校ビジネスの餌食にならずに最短で笑顔の日々を取り戻してください。

引用:Amazon

ポイント

  • 長男が小6で不登校になったことをきっかけに、子どもや夫婦の仲が悪化し、絶望の日々が始まった。

  • なにをしても上手くいかず様々な不登校ビジネスにはまった。終いには「前世が悪い」と考え、壺を買ってしまった。

  • 100%上手くいく支援はない。各家庭の判断で、対処していくしかないが、開き直り、腹をくくることで状況は好転していくこともある。

サマリー

はじめに

私は当時名門の女子大を卒業し、大手企業に事務職として就職したのち社内結婚。

旦那とは「仲が良い」と羨ましがられ、二人の男の子に恵まれた。

夫が稼ぎ、妻が育てる。

子どもはすくすく育ち、優しい夫や友人に囲まれながら幸せな生活を送っていたが、長男の引きこもりをきっかけに、生活は一変してしまう。

そんな著者が体験した絶望の日々や失敗の数々、そしてそこからどのように脱却に至ったのかのリアルを紹介する。

自慢の息子たちが不登校に

私は仕事が充実していたことで婚期が遅れ、最初に子供が生まれたのは 40歳間際であった。

それもあり「この子たちにはどんなことがあっても幸せになってもらいたい」、そんな思いで精一杯に愛情を注いで育ててきた。

そのかいあって、2 人とも小学校では優等生で学級委員長などを務め、勉強も運動もよくできて、素直でとても優しい。

まさに自慢の息子たちであり、「こんなに素晴らしい子供たちをありがとう」と感謝したものだ。

しかし、長男が小6のとき、学校に行かなくなった。

理由も言わずに部屋に引きこもる日々。病院も何件もいったが異常なし。

いじめや友達とのトラブルもあるのかわからない。

次第に長男は暴言を吐き、家の壁や家具や家電などに暴力をふるうように。

警察を何度も何度も呼ぶことになった。

不登校は「自分には関係ないこと」と思っていたが、まさに「不登校そのもの」の状態となってしまったのだ。

夫との仲も険悪に

夫は商社マンで仕事が忙しく、仲は悪くなかったが出張が多い。

むしろ「仲が良い」と友人からは羨ましがられるほどであった。

一方、夫は長男の変貌ぶりに驚き、家庭からますます距離が離れることに。

そんな夫に対して不信感がつのり、つい「あなたは仕事に逃げれていいわよね」といってしまった。

そこから、喧嘩の日々が始まった。

「誰のおかげで飯が食えると思ってんだ。仕事はすごい大変なんだぞ。」

「不満なら出て行け。この家は俺のものだし、養育費はいっさい払わないからな。もっともその年でできる仕事はパートくらいだろうな。」

「子育てもできず、仕事もできず、お前は本当に役に立たない女だな。」

そんなやり取りが頻繁に起こり、私の心はズタズタになった。

何よりも子どもに聞こえてしまっているであろうことが悲しかった。

終いには「お前の育て方が悪いから、こんなどうしようもない子になったんだ」と言われた。

一生懸命に命をかけて子育てをしてきたことを全否定されたような気分。

けれど離婚しようにもお金はない。

仕事もないし、仕事を探す気力も体力もない。

そんな中、ついに次男も学校に行かなくなってしまった。

長男と次男は昼も夜もゲームをするように。

そしてゲームのことで激しい兄弟喧嘩をする。

勇気を出して注意しても

「うるさい、ばばあ。」

「この役立たずが。お前も働いてみろ。」

自慢の息子たちも夫と同じことを言うようになったのだ。

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