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【ぼくが探偵だった夏】

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インフォメーション

題名 ぼくが探偵だった夏
著者 内田 康夫
出版社 講談社
出版日 2013年7月12日
価格 660円(税込)

登場人物

・浅見光彦
 小学五年生

・浅見陽一郎
 光彦の兄 東大1年で司法試験合格 警察庁入庁 

・浅見雪江
 光彦の母親

・竹田峰男
 軽井沢駅前の自転車店の息子 光彦の軽井沢の友

・本島衣理
 長野県軽井沢から東京の光彦の小学校に転校してきた 隣の席 夏休みに軽井沢で再会

・衣理の祖父
 喫茶店経営 元編集社勤務

・竹村岩男
 長野県警軽井沢署刑事課巡査 20歳

・内田康夫
 ルポライター、小説家 内田医師の息子

・設楽和子
 浅見陽一郎のガールフレンド

・設楽昌一
 高校生 和子の弟

あらすじ

妖精の森 緑の館

小五の浅見光彦のクラスに軽井沢から本島衣理が転校してきた。

その日、朝の朗読当番だった光彦は、用意した『坊ちゃん』を披露するが、ふふっと笑う衣理を見て馬鹿にされたと思いこみ、朗読もシドロモドロになる。

女の子が苦手なだけに、衣理に冷たい態度をとる光彦。

不登校気味の光彦だったが、夏休みが始まり救われる。

軽井沢で光彦は峰男と再会するが、紹介された知り合いは、なんと衣理だった。

彼女の祖父の喫茶店で今までの誤解が解ける。

衣理は、『妖精の森』で女性が行方不明になったという祖父と刑事の立ち話を光彦に話した。

なぜ行方不明だと分かるのか疑問に思った光彦は、峰男と衣理の三人で妖精の森へ向かう。

自然豊かな森の中にある「緑の館」を見つけると三人は恐るおそる近づいた。

大男がシャベルで建物前に深い穴を掘る光景を見て、死体を埋めると思い込む光彦の想像力に、衣理は「探偵みたい」とほめる。

帰宅後、行方不明の女性は東京で見つかり、がっかりする光彦だったが、やはり穴は気になる。

設楽家でのバーベキューの晩、森で蛍がみられると聞き、それを口実に緑の館の偵察を企む光彦。

一緒に行ってやるよう親に言われた設楽昌一は嫌々光彦に同行した。  

怪しい穴掘り 夜の冒険

緑の館には黒塗りの車が停めてあり、大男のほかに男女一組が棺のような箱を深い穴に入れようとしていた。

その時、遠くから「光彦くん」と呼ぶ昌一の声に、警戒した三人は作業を止めて建物に戻ってしまった。

光彦は自分の名前が相手にわかってしまったと危惧し、そっと現場から立ち去った。

途中で見つけた蛍を光彦から見せられ、心配していた大人たちはホッと胸をなでおろす。

光彦は昨夜の出来事を峰男たちに話し、衣理の祖父に刑事を紹介を紹介してもらう。

竹村刑事は光彦の話に興味を示し、捜査権はないが調査を約束した。

やがて竹村刑事から穴に埋められたのは犬の死骸だったと聞かされた。

設楽昌一は見知らぬ男から『あの晩に誰を探していたのか』と訊ねられ、浅見光彦と答えてしまった。

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