【正しさをゴリ押しする人】
インフォメーション
題名 | 正しさをゴリ押しする人 |
著者 | 榎本 博明 |
出版社 | KADOKAWA |
出版日 | 2017年10月10日 |
価格 | 902円(税込) |
あなたが感じている世の中の気持ち悪さと息苦しさの正体
一見、正しいことを主張しているようありながら、強烈な攻撃性を感じさせる人。「正義の人」と「危ない人」の境目はどこにあるのだろうか。「歪んだ正義感」を振りかざしてしまう人たちの特徴と心理を考える。
引用:KADOKAWA
ポイント
- 自分が思う「正しさ」の基準から逸れていると、見過ごすことができずに、文句を言ったり、ムキになって糾弾したりする人がいる
- 批判する人の中には「正義の人」だけではなく、日頃の鬱憤を晴らすかのように人を攻撃する「危ない人」も含まれる
- 本人は正しいことをしているつもりであり、そのため攻撃の仕方は容赦せずに「危ない人」に変容してしまう原因となりうる
サマリー
はじめに
落ち度のある人物、あるいは落ち度があると思い込んでいる人物をターゲットにして徹底的に叩く。
ネット時代になって、こうした行動が非常に目立つようになった。
自分が思う「正しさ」の基準から逸れていると、それを見過ごすことができずに、文句を言ったり、ムキになって糾弾したりする人がいる。
だが、周囲の人はそこまで事を荒立てる必要はないだろうと呆れる。
このように、落ち度があるかに見える人物を批判する人、何らかのクレームをつける人の中には、ほんとうに正しいことを主張している「正義の人」ばかりでなく、日頃の鬱憤を晴らすかのように人を攻撃する「危ない人」も含まれるのではないかと思わざるを得ない。
災難を避けるためにも、どのような人が「危ない人」なのか、その特徴を伝えていく。