【自分が喜ぶように、働けばいい。】
インフォメーション
題名 | 自分が喜ぶように、働けばいい。 |
著者 | 楠木 新 |
出版社 | 東洋経済新報社 |
出版日 | 2022年9月23日 |
価格 | 1,650円(税込) |
『定年後』のベストセラー作家が
会社を辞めずに働く中高年に聞いてわかった!
人生の後半戦を最高に楽しむ
副業解禁時代の人生バイブル!
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会社員のみなさんに話を聞くと、40代以降になると、
「最近、成長している実感が得られない」
「今の仕事が誰の役に立っているのかわからない」
「このまま時間を過ごしていっていいのだろうか」
と、心が揺れ始める人が多いと感じます。
どうすれば、こういう気持ちを乗り越えられるのでしょうか?
本書は、そんな悩みを持つ会社勤めの中高年のみなさんに、会社員人生の後半戦を「自分が喜ぶ」ように働いて、いきいきと過ごすために、「会社を辞めることなく、会社の仕事以外の〝第二の本業〟の準備を今からしておくといいですよ」と勧める本です。
時代の流れは今、第二の本業を後押しもしています。代表的な会社が副業や兼業を認め始めていています。第二の本業を軌道に乗せた人たちを見ていると、75歳までは安泰です。
本書では、第二の本業を見つけて、人生の後半戦を〝いい顔〟をして過ごしている人たち、それをきっかけに新たな人生をスタートさせた会社員を大勢紹介しています。その中に誰か一人くらい、みなさんとかぶる人がいるのではないでしょうか。ぜひ手に取って、ご自身に参考になる人を探してみてください。
引用:東洋経済新報社
ポイント
- 様々な形で柔軟な働き方ができる時代!
- 40代のこころの定年、55歳での役職定年、60歳で本来の定年。
- 会社勤めの傍ら取り組めば「安心して失敗できる」!
サマリー
はじめに
本書は、会社勤めの中高年のみなさんに、会社員人生の後半戦を「自分が喜ぶ」ように働いて、いきいきと過ごすために、「会社を辞めることなく、会社の仕事以外の「”第二の本業”の準備を今からしておくといいですよ」と勧める本である。
私は生命保険会社に在職中の40代後半から、会社員をしながら勤務時間外に原稿を書き、休みの日に講演・研修を行い、土曜日に大学の非常勤講師を経験した。
会社の仕事をこなしながら、本当に好きでやりたい第二の本業にも取り組むスタイルを定年まで続けた。
会社員人生の後半戦を”いい顔”で気持ちよく過ごすためにも、また定年後に社会とつながりを保つためにも、40代、50代になったら、第二の本業を作ることをお勧めする。
長い人生一本道なんてもったいない!
二つの本業を持てる時代になった
会社組織で働いている人は「会社を辞めて独立するか、会社にそのまま残るか」とか「本業一本でいくのか、好きな趣味に注力するのか」といったように二者択一で考えがちである。
最近は、働き方改革の取り組みやコロナ禍への対応によって、テレワークの推進や副業禁止の緩和、兼業を認める会社も増えている。
日本の代表的な大手企業やメガバンクもテレワークを進めるとともに、兼業や副業を認める方向に動き始めている。
また、いったん転職などで退職した人を再雇用することは、基本的にはあまり例がなかった。しかし、「カムバック制度」などの名称を付けて、一度退職した社員を積極的に採用する会社も増えている。
様々な形で柔軟な働き方ができる時代になってきたのである。