【「一度きりの人生、今の会社で一生働いて終わるのかな?」と迷う人のスタートアップ「転職×副業」術】
インフォメーション
題名 | 「一度きりの人生、今の会社で一生働いて終わるのかな?」 と迷う人のスタートアップ「転職×副業」術 |
著者 | 藤岡 清高 |
出版社 | 東洋経済新報社 |
出版日 | 2023年4月28日 |
価格 | 1,650円(税込) |
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【著者からのメッセージ】
「能力」と「やる気」があるのに、大企業や組織内でくすぶっている人が、スタートアップでポテンシャルを発揮していく。スタートアップに入って幹部になり、大活躍をして、社会をよりよく変えていく。その人自身も仕事にやりがいを感じ、自己実現できて、金銭的にも潤って幸せになっていってくれる。
これは何より、日本社会にとってもプラスの変化だと思うのです。
本書を通じて、「スタートアップに身を投じてみたい」と思う人が、ひとりでも多く生まれてくれればと願っています。
引用:東洋経済新報社
ポイント
- 「会社に依存するのではなく、早めにスキルアップして、個人として自立したほうがいい」という考えを持つ人が増えてきた。
- 「ポートフォリオ・ワーカー」や、人生100年時代の到来、終身雇用制の崩壊などは非常に説得力がある。
- 東日本大震災によって多くの日本人の価値観が変わった。
サマリー
はじめに
スタートアップ転職の魅力を語りたい。
2020年に始まった新型コロナウイルスのパンデミック下で、スタートアップ企業への転職希望者が急増している。
意外に思ったかもしれないが、事実、僕が運営しているスタートアップ転職・副業専門の人材会社「アマテラス」では、転職希望の登録者が、コロナ前と比較して約3倍(2019年と2022年の比較)に増加している。
世の中では何が起こっているのだろうか。そんな疑問に答えていく。
新しい働き方の価値観
個人として自立したい
転職希望者たちにヒアリングをしてみた。
「社会がコロナによって、これから大きく変わっていく可能性がある」
「だから『社会を変革する側』に早めに入っておかないと、取り残されるのではないか」
と、みな一様に話してくれた。
ただ、コロナ禍以前から、スタートアップ転職の希望者は増加傾向であった。
社会が大きく変わっていく時代の中で生き残っていくためには「会社に依存するのではなく、早めにスキルアップして、個人として自立したほうがいい」という考えを持つ人が増えてきたからである。
ポートフォリオ・ワーカー
こうした考えを持つ人が増えてきた背景には、2016年に日本で発売された書籍『LIFE SHIFT』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著、池村千秋訳、東洋経済新報社)の影響が非常に大きいと感じる。
この本で提唱された概念「ポートフォリオ・ワーカー」や、人生100年時代の到来、終身雇用制の崩壊などは非常に説得力があり、優秀層ほど早くから実際に動き出していた。
日本人の特性だと思うが、普段はなかなか決められないが、一度決まると案外速いものである。
終身雇用制の危なさ
「終身雇用制が危ない」ということは、僕の恩師である堀紘一氏(ドリームインキュベータ創業者。元ボストンコンサルティング(BCG)日本代表)も数十年前から言っていた。
リンダ・グラットンさんらによってより詳しく言語化されたことで、みんな「腹落ち」したのではないだろうか。
僕自身、あの本を読んで「まさにその通りだな、ここまで言語化してくれてすごいな」と思ったものである。