【観想力―空気はなぜ透明か】
インフォメーション
題名 | 観想力―空気はなぜ透明か |
著者 | 三谷 宏治 |
出版社 | 東洋経済新報社 |
出版日 | 2006年10月20日 |
価格 | 1,870円(税込) |
真のブレークスルーにつながる「戦略的かつ創造的な思考プロセス」において大事なのは「視点・視座・切り口」だ。これらを合わせた「観想力」を人気戦略コンサルタントが伝授する
引用:東洋経済新報社
ポイント
- 緻密な積み上げ方式では発想のジャンプを得にくい。
- 知識ベースの拡大は、視点や発想の拡大にも繋がる重要な修行だ。本を読み、街を眺め、テレビを見よう。
- 「観想力」は、大きく広く物事を見て、本質を見抜き、発想を大きくジャンプさせる。
サマリー
はじめに
この本の副題でもある、「空気はなぜ透明か」、一見不可思議な「問い」について述べる。
私がアクセンチュアで採用担当をしていた時に新卒学生の採用面接向けに考え出したものだ。
応募学生に対して、ビジネスでも何でもない、知識の差も準備の差も出ないような「問い」を考えてみよう。
それが「空気はなぜ透明か」となった。
そこで私が問うたものは、常識に縛られぬ「発想」の力である。
私自身、19年の間、経営コンサルタント、戦略コンサルタントとして仕事をしてきて痛感してきたことがある。
それは発想のジャンプの必要性だ。
これは、問題を発見し、そして解決する、あらゆる局面で求められる。
物事を正しく理解し見通す力として「観想力」と名付けた。
物事をいかに見るか、伝えていきたい。