【話し方の正解 誰とでもうまくいく人の55のルール】

インフォメーション
題名 | 話し方の正解 誰とでもうまくいく人の55のルール |
著者 | 桐生稔 |
出版社 | かんき出版 |
出版日 | 2022年11月24日 |
価格 | 1,650円(税込) |
“自分が言いたいこと”と“相手が聞きたいこと”はまったく違う――。
話し方というと、何をどういう順番で話すか、つかみはどうする、笑いがとれる間のとり方は、といったことに思いをめぐらしがちですが、それ、間違っています。
とくに、人間関係を大事にしたいなら、まず「相手の頭の中」を透視してください。透視? というといかがわしく聞こえるかもしれませんが、余計なことを考えずに、頭の中を想像してみましょう。相手がしてほしいこと、期待していること、投げかけてほしい言葉を察知してください。
話し方の正解は、「相手の頭の中」にあります。それをキャッチして、会話に盛り込めば、あなたが描いた通りになります。相手を嫌な気持ちにすることなく、あなたが望んだ通りに相手を導くことができるでしょう。
引用:かんき出版
ポイント
- 「相手が聞きたいこと」を話す。それは「自分の言いたいこと」とは違う。
- 「if you」思考で「相手の頭の中」を透視する。
サマリー
話し方の正解
相手の心理を想像する
話し方の正解は何か。
著者は相手に聞かせることが大切だという。
そのためには相手の頭の中を想像することだ。
相手にとって興味のある話か、そうでないかで相手の理解が全く変わるのである。
とても分かりやすく説明できたとしても相手が興味を持っていない話しであれば相手は正直聞いてはいない。
逆に相手の興味のある話しであれば話し方が上手くなくても聞いてくれる。
自分の言いたいことを言うのではなく、相手が聞きたいことを話すのである。
相手の頭の中を想像することが大切だといったが、別の言い方をすると、「相手をベースに考える」「相手の立場になる」などがある。
何となくイメージできるだろうか。
相手の頭の中を読めれば一番いいのだが、そんなことができるはずはないので最大限相手になったつもりで考えてみよう。
そうすれば相手の心理を理解し、会話のペースをつかむことができる。