【自分の仕事をつくる】
インフォメーション
題名 | 自分の仕事をつくる |
著者 | 西村 佳哲 |
出版社 | 筑摩書房(ちくま文庫) |
出版日 | 2009年2月10日 |
価格 | 836円(税込) |
仕事とはなにか。
「いい仕事」はどこから生まれるのか。
仕事を「自分の仕事」にするためにはなにが必要か。
八木保を、柳宗理を、ヨーガン・レールを、パタゴニア社を、ルヴァンを、象設計集団を、さまざまな「いい仕事」の現場を訪ねた貴重な記録。
働き方が多様になってきた時代、迷ったら立ち戻りたい働き方のバイブル。
文庫化にあたり10年後のインタビューを2本追加。
引用:筑摩書房
ポイント
- すでにあるモノたちと、どれだけいい形で出会うかが大事。
- つくっている人や育てている人、食べている人とのつながりを大切にしなければならない。
- 「いい仕事」とは嘘のない仕事。
サマリー
はじめに
世の中にあるものすべて、誰かがつくったものである。
街路樹のような自然物でさえ、人の仕事の結果としてそこに生えている。
私たちは、生きている時間の大半を何かしらの仕事に費やす。
その累積が社会を形成している。
それらの仕事は私たちに何を与え、伝えているのだろうか。
丁寧に時間と心がかけられた仕事に触れた時、私たちはうれしそうな表情をする。
「あなたは大切な存在で、生きている価値がある」というメッセージを受け取ったような気持ちになるためだ。
良いものをつくっている人はどんな働き方をしているのだろうか。
他の誰にも肩代わりできない「自分の仕事」を持つ人々を紹介していく。
働き方を考え直したいと思う方に参考になることであろう。