【最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術】
インフォメーション
題名 | 最大化の超習慣「堀江式」完全無欠の仕事術 |
著者 | 堀江貴文 |
出版社 | 徳間書店 |
出版日 | 2022年1月 |
価格 | 1,430円(税込) |
成功を勝ち取るのに、特別な能力はいらない。
ポイントは「手持ちの能力」の最大化だ!
●アイデア ●集中力
●マルチタスク ●時間管理
あなたのパフォーマンスを最大化する、
ホリエ式・働き方ルーティン!
ホリエモン、最高傑作。
「ぼくのメソッドをここまではっきり明かすのは初めてだ」(著者)
引用:徳間書店
ポイント
- 重要なのは、あなたの手持ちの能力を、臨機応変に最大化していくことである。ぼくは本書であなたの能力を、あなたのパフォーマンスを最大化するための、習慣術とでもいうべきものを明かす。
- アクションとは、習慣なのである。持続的、連続的、永続的な習慣のことである。
- あなたの生きる力、働く力を最大化するうえで、カギを握るのがアイデアだ。
サマリー
はじめに
数え年で40歳のことを不惑と呼ぶ。
読んで字のごとく「惑わず」であるが、ぼくは不惑もままならないまま、じきに40代を終えて50歳になる。
人生100年時代なんて言葉が飛び交っているが、とすればいちおう折り返しだ。
本書は柄にもなく、そうした節目を意識して書いた。
あなたが何歳であろうと、あなたは日々、迷い、惑い、試行錯誤を繰り返しているはずだ。
そしてそれはきっと死ぬまで続くだろう。
だがそれは楽しむに値する。
人生の奥行きとは、底知れない可能性にあふれている。
試行錯誤がぼくを生かす、あなたを生かす。
実りある人生とは、つまりそういうことだ。
あなたの人生も、この世界も予測不能だ。
とすれば、ぼくやあなたに必要なのは壮大なビジョンなんかではない。
そんなビジョンはこれから待ち受けるであろう現実には歯が立たない。
あなたがやるべきことはシンプルだ。
目のまえの1日1日をひたすらこなして、楽しむこと。
目のまえの短期目標をひとつひとつクリアしていくことだ。
あなたやぼくに求められるのは、思考と理性と行動であり、それは永続的なものでなければならない。
試行錯誤は死ぬまで続くからだ。
持続的、永続的というのは、つまり習慣にすると言うことだ。
重要なのは、あなたの手持ちの能力を、臨機応変に最大化していくことである。
ぼくは本書であなたの能力を、あなたのパフォーマンスを最大化するための、習慣術とでもいうべきものを明かす。
ぼくがこれまで培った最大化のメソッドとフィロソフィーをすべて凝縮したのが本書である。
本要約では、「やり抜くための習慣」と「アイデアをつかむための習慣」から、いくつかの習慣術を紹介する。
「やり抜く」ための習慣
アクションとは習慣である
ぼくがここで述べるアクションとは、「なにか」を変えようとする、意思と実行のことだ。
あなたの可能性を高め、あなたのパフォーマンスを最大化するには、まずアクションが不可欠だ。
多くのひとが「アクション=精神論」として受け取っている。
しかしそれは誤りである。
アクションに根性や気合いは関係ない。
アクションとは、習慣なのである。
持続的、連続的、永続的な習慣のことである。
習慣なのだから、そこにはとうぜん作法がある。
本書でその作法について述べていく。
アクションを起こし、やり抜くための作法だ。
自分に正直になる習慣
アクションを起こさなければ、なにもはじまらない。
ではあなたにとって正しいアクションとはなんなのか?
答えはシンプルだ。
まず自分の胸に手をあててほしい。
そして自分が夢中になれるものはなんなのか。
それを問いかけることからすべてははじまる。
なにに夢中になれるのか。
自問し、自分に正直になれ。
自分に正直にあろうとするとき、損得勘定をはさむべきではない。
先々のことをちまちま考えるのもやめよう。
あなたがまず身につけるべきなのは、自分に正直になる習慣である。
42キロのフルマラソンは大変だ。
やり抜くには体力と精神力を要する。
でも100メートル走ならだれでも走れる。
100メートル走を何度も何度も繰り返しているうちに、やがて42キロに到達する。
だから遠くを見てはいけない。
長期目標はいらないし、それはあなたにとって妨げになるだけだ。
まずはいけそうな距離まで走ってみること。
いまの自分の足元だけ見て走ろう。