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【誰にも言えない夫婦の悩み相談室】

インフォメーション

題名 誰にも言えない夫婦の悩み相談室
著者 小野 美世
出版社 WAVE出版
出版日 2019年11月
価格 1,650円(税込)

夫にイライラ、甘えられない、セックスレス、婚外恋愛、不倫etc
「夫といるとイライラしてしまいます」
「夫に甘えられない、頼れない」
「夫のことを男として見られません。いい人だとは思うけど」
「夫に嫌悪感が」
「産後、夫とセックスしたくなくなりました。夫はしたいようだけど、私は寝たふりをして避けています」
「夫とはレスです。外に彼ができてしまい、夫と離婚するか悩んでいます」
「夫にセックスを拒否されていて、もう一生できないのかなって落ち込んでいます」

“パートナーシップと性のカウンセラー”である著者のもとには、このような相談が女性から数多く寄せられます。

そんな女性たちに多い共通点は、
「しないほうがいいことまでしている」こと。

男性とのコミュニケーションと
自分のあり方を変えれば、現実は変わります。

夫との仲がよくなったり、赤ちゃんを授かったり、
逆に自分の気持ちが明確になって離婚を決意したり、
新しい彼ができたり。
約3,000人の悩みを解決してきた人気カウンセラーによる
優しい答え、新しいヒントで、
あなたらしい幸せを見つけませんか。

引用:WAVE出版

ポイント

  • 女性向けのカウンセリングを始めて間もなく、相談に来てくれる女性の多くが、負けず嫌いで頑張り屋さん、完璧主義で何でもこなし、白黒はっきりつけたがっている、ということがわかった。

  • 現行の婚姻制度では、自分とセックスする権利は、配偶者がその一切を持っている。たとえば、自分と性的に関わる権利を渡したはずの夫が、その権利を使おうとしないばかりか、「自分はしないけど、君のした気持ちは一生我慢してね」と、こちらの自由を奪うことがある。セックスレスで一番辛いのは、ここにあるのではないだろうか。

  • その人が勝手に感じた様々な感情を他で補おうとする、それが「浮気」なのだ。浮気をする夫が妻以外の女性で補っている「何か」とは、本当は妻から欲しかったものなのである。

サマリー

「男性と対等でいたい」と戦う女は、パートナーシップでつまずく

男と戦うから、うまくいかない

女性向けのカウンセリングを始めて間もなく、相談に来てくれる女性の多くが、負けず嫌いで頑張り屋さん、完璧主義で何でもこなし、白黒はっきりつけたがっている、ということがわかった。

そこで、こんな提案をしてみたのだ。

・「男性に負けたくない」という思いを少しゆるめる

・自分が、やわらかくて弱々しいところもある女性であることを思い出す

・そんなもろい自分のままで、大切な人とコミュニケーションをしてみる

その具体的な方法を伝えるために連続でセミナーを開催した結果、とても嬉しい変化が訪れた。

例えばそれは、離婚の回避、新しい命を授かる妊娠、夫婦のセックスレスの解消など、相談者の気持ちが穏やかになって、大好きな人と一緒にいられる幸せを感じてくれたのである。

その頃、近所の書店で「サレンダード・ワイフ 賢い女は男を立てる」、つまりは「降参する妻こそ賢い」という衝撃的なタイトルの本に出会った。

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© 音声: VOICEVOX 青山龍星(男性)、VOICEVOX NEO(女性)
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この要約の著者

大学で教育学を学んだ後、心理学にも興味を持ち、再び大学へ入学。
卒業後、認定心理士・心理カウンセラー(民間)の資格を取得して、地元の病院へ就職。
以後30年以上、さまざまな病院で医療従事者として勤務。
2023年、サマリーオンラインに参画。累計100記事以上の要約記事を制作。
「本で人生を変えてもらいたい」との想いで精進中。

好きな本:
『道をひらく(松下幸之助/PHP研究所)』
『私の生活流儀(本多静六/実業之日本社)』
『逆境を越えてゆく者へ(新渡戸 稲造/実業之日本社)』

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