【好きな人と「だけ」生きていく】

インフォメーション
題名 | 好きな人と「だけ」生きていく |
著者 | 永松 茂久 |
出版社 | WAVE出版 |
出版日 | 2020年2月 |
価格 | 1,650円(税込) |
「好きな人」と仕事をしている人は、何のストレスもなく、楽し気だ。そしてダントツに 成果を出している。
嫌いな人の付き合いや、義理やしがらみなどを取っ払い、実はいとも簡単に「付き合う人は選べる」ということを伝えていく本。
それが自らの環境を選べない会社員でも、そう「決めた」ら、気づいたら 周りに嫌いな人がいなくなって、好きな人しかいなくなっていくという。
成功と幸せを手に入れるために、いま必要な「誰と生きるか」を問う本。
引用:WAVE出版
ポイント
- 「好き」という感情は、人が生きるうえでもっとも強いエネルギーだ。そしてあなたのパフォーマンスをあげ、心も体も健康にしてしまう不思議なパワーをもっている。
- 人は置かれた環境で影響し合い、考え方が左右される。似た環境、似た考え方どうしが引き寄せ合っていく現象を「波長の法則」という。
- イヤな人のために寝る間も惜しんで悩み、エネルギーを消費することはない。あなたのエネルギーは、もっとあなたの大切な人のために使うべきだ。
サマリー
うまくいっている人は、好きな人と「だけ」生きている
「あのイヤな人から離れたい」
「好きな人とだけ生きていきたい」
「もっと人間関係でストレスなく生きていきたい」
多くの人はそう願いながらも、「世の中そんなに都合よくはいかないもの」という思い込みに縛られ、自分の本音にフタをする。
言い訳をしたり、自由に生きている人に憧れと羨望を抱いていることを心のどこかにしまい込み、「ガマン」という素材で作られた「常識」という柵をはみ出さないように生きている。
ひょっとすると、あなたもその1人ではないだろうか?
もしそうなら、まず結論から伝えたい。
その柵をぶっ壊そう。
あなたはこれ以上ガマンしなくていい。
そのガマンを生み出す「イヤな人」にこれ以上時間を使わなくていい。
私は、仕事を含めて一流と言われる人とよく一緒になる機会が多いが、一流であればあるほど、自分の好きなことを好きな人と「だけ」やっていることに驚く。
そして、そのスタイルにまったく罪悪感を持っていないのだ。
自分のまわりによいエネルギーの人、好きな人だけを集めることで、自分の精神状態を快の状態に安定させ、さらによいパフォーマンスを生み出すことができると信じているからだ。
「好き」という感情は、人が生きるうえでもっとも強いエネルギーだ。
そしてあなたのパフォーマンスをあげ、心も体も健康にしてしまう不思議なパワーをもっている。
好きな人と「だけ」生きていく。
本書ではその具体的な方法をお伝えしていく。
人間関係は「波長の法則」でできている
この本を読んでいくにあたり、まずいちばんはじめに覚えていてほしい大前提がある。
それは同じ考え方、似通った価値観どうしは共通して集まり、考え方、価値観が合わない人どうしは自然に離れていくということ。
人にはそれぞれの考えが生み出す「波長」があるのだ。
昔から「類は友を呼ぶ」「ウマが合う」という言葉があるように、似たような価値観、似たような考え方の人は集まるようにできている。
人は置かれた環境で影響し合い、考え方が左右される。
似た環境、似た考え方どうしが引き寄せ合っていく現象を「波長の法則」という。
人は環境で価値観が変わっていくため、環境が変われば人間関係も変わるものだ。
今まで一緒に歩んできた友達や仲間と別々の道を進むことになる瞬間は、なんともいえない寂しさがあるだろう。
しかし、ここで「波長の法則」があなたを助けてくれる。
行った先で同じような思い、同じような価値観を抱いた人との出会いが、必ずあなたを待っているからだ。
そこからまた新しい人間関係のドラマが始まるのだ。
本当に大切なことに時間を使おう
人は瞬間瞬間、1つのことしか見ることはできない。
ということは、嫌いな人のことを考えたり悩んだりしている時間は、あなたが好きな人、大切な人のことを忘れているという、とてつもなくもったいない事実がある。
そう考えると、これまで嫌いな人のことで、いかに無駄な時間を費やしてきたかと気づくのではないだろうか。
人は自分が幸せでゆとりがあるとき、他の人の幸せを考えることができるが、逆に自分が不幸だと感じているときは、まわりの人のことを考えることができないどころか、他人の幸せが許せなくなる。