【世界最先端の研究が教える新事実 心理学BEST100】
インフォメーション
題名 | 世界最先端の研究が教える新事実 心理学BEST100 |
著者 | 内藤 誼人 |
出版社 | 総合法令出版 |
出版日 | 2021年9月 |
価格 | 1,650円(税込) |
数万とある研究の中から必ず押さえておきたい
100の研究を厳選収録!
本書で紹介する研究は、「これは知らなかった」「心理学って面白そう」と感じていただけるものばかりです。さらに、これからの時代に役立ちそうなもの、実際の生活や仕事に役立ちそうなものを厳選しました。
きっと、みなさんに「目からウロコ」とういうのは、こういう体験のことをいうのか、感じていただけることでしょう。
ぜひ、本書を通して、「人の心」の面白さに触れてみてください。
引用:総合法令出版
ポイント
- 心理学者というものは、あらゆるものに首を突っ込み、研究対象にしてしまう。本書は、そうした研究のうち、私が「面白い!」と膝を叩いた100個を紹介する。
- ウォーキングは、ケンカの仲直りにも効果があるという。ケンカをしている人を一緒にウォーキングをさせると、脳が活性化して、解決法が浮かびやすくなるそうだ。
- 朝食に黄色のものを食べると、70%の人が幸福を感じるという。朝食のオススメは、卵料理とバナナである。
サマリー
まえがき
心理学の領域は広い。
心理学者というものは、人間がかかわるものなら、政治、スポーツ、医学、法律、文化など、あらゆるものに首を突っ込み、研究対象にしてしまう。
本書は、そうした研究のうち、他の心理学の教科書で取り上げられているようなネタは入れず、私が「面白い!」と膝を叩いた100個を紹介する。
面白くて眠れなくなる心理学
私たちは、本当の「自分の顔」を覚えていない
みなさんは、本当の自分の顔を正しく覚えているかと問われたら、「もちろん」と答えるだろう。
しかし、実は私たちは「自分の顔」ですら満足に覚えていない。
シカゴ大学の研究者は、27名の大学生に顔の写真を撮らせてもらった。
その顔を合成し少しずつ魅力度を高めた5枚と、少しずつ魅力を失わせた5枚の写真を加え、現実の写真と合わせて11枚の写真を準備した。
そして、本当の自分はどれかを選ばせた.
すると、35%以上の人が、少し魅力を水増しした写真を選んだのである。
私たちは、ちょっと美化したイメージで自分の顔を覚えているのだ。