【家を建てたくなったら】
インフォメーション
題名 | 家を建てたくなったら |
著者 | 丹羽修 |
出版社 | WAVE出版 |
出版日 | 2015年8月 |
価格 | 1,760円(税込) |
ロングセラーシリーズ最新作!
まったく知識がない人にゼロからやさしく教える本。
「家を建てたいな」と漠然と思った人が、まず何から考えていけばいいのか丁寧に指南する本。そもそも家を建てるということはどういうことなのか、心構え、建材の問題、エネルギーの問題、建築家選びと付き合い方、お金の話などを、著者の丹羽さんの「主観」で、丁寧に解説します。
引用:WAVE出版
ポイント
- 建築家は、「こんなふうに暮らせたらいいな」という建て主さんの「なんとなく」を形にしていくパートナー。
- 「住みたい家」の理想をすべて書き出し優先順位を決める。予算が足りないときは、優先順位の高いものは実現させ、低いものはすっぱりやめる。
- 人と人との関係を大切にする家づくり。そうしてできた家は、大切に住みたい大好きな家になる。
サマリー
家が欲しいと思ったとき、最初から設計事務所に相談に行くという人はそれほどいません。
まず、住宅展示場や不動産屋に行ってみるという人が多いと思います。
住宅展示場に行けば素敵な家のモデルがあり、不動産屋には物件があり、たくさんの選択肢のなかから実際に見て「選んで」「買う」ことができます。
一方、建築家がつくる家というのは、建て主さんと一緒に一から「建てる」ものです。
「買う」家と「建てる家」の違いは何でしょうか。
私が考える大きな違いは、
こめられた「思い」
です。
建てる人、住む人、関係者すべての「思い」の量が、圧倒的に違うと思います。そして、人の思いがこもっている家は、やはり住む人にとっても街にとっても「いい」のです。
「家を建てたい」と思ったときの選択肢には、
・大手ハウスメーカーに相談
・住宅展示場に行く
・地域の工務店に相談する
・地域の不動産屋に相談する
・どこに相談したらいいかわからない(のでとりあえず住宅展示場に行ってみる)
があると思いますが、どこに行ったらいいかわからない人もけっこう多いと思います。そこで、もうひとつの選択肢を付け加えさせてください。