【心配ごとや不安が消える 「心の整理術」を1冊にまとめてみた】
インフォメーション
題名 | 心配ごとや不安が消える 「心の整理術」を1冊にまとめてみた |
著者 | 松原正樹 |
出版社 | アスコム
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出版日 | 2022年03月18日 |
価格 | 1,320円(税込) |
心配ごとばかりで、疲れてしまったあなた。
ささいなことに、振り回されてしまうあなた。
他人の視線ばかり気になって、生きるのが苦しいあなた。
心配ごとや、不安、恐れ・孤独感・心の苦しみがスッと消える
「心の整理術」を1冊にまとめてみました!
この本では、あなたの心が心配ごとや不安に
悩まなくなるための「心の整理術」をお伝えします。
そもそも人は、生きているかぎり、
今、起きている問題やこれから起きるかもしれない問題を
不安に思い、悩んでしまう生き物です。
あなた自身やあなたの家族の健康状態、お金のこと、
職場やご近所との人間関係など。
いろいろなことに悩んでしまうのは至極当たり前です。
でも、あなたを悩ませている心配ごとは、
すぐに解決できるものですか。
あなたの不安は、すぐなくなりますか。
実は、心配を生み出す環境を変えることは難しくても、
心配という感情を手放すことは、
ちょっとした思考のクセや生活の習慣を変えるだけで
簡単にできます。
この本では、心配ごとを「自分への心配り」に変えて、
不安を消し、心を整理するための「知恵」をたくさんまとめて紹介します。
悩みごとや不安を消すのに役立つマインドフルネスのエッセンスも盛り込みました。
負の感情としての心配を手放すにはさまざまなアプローチの仕方があります。
正解はけっして一つではありません。
この本でご紹介するなかから、すんなりと納得できたもの、
自分の性格に合っていると感じたもの、
いつもの生活に取り入れてみたいと思ったものを、
ぜひ実践していただきたいと思います。
〈心配ごとや不安が消える「心の整理術」〉
◎心配ごとの9割はあなたの心が作り出した「思い込み」
◎いまこの瞬間はどうあがいてもなるようにしかならない
◎「気にしない」は才能でも性格でもなく、心の筋トレ
◎美味しく食べている間だけでも余計なことは忘れよう
◎また走るために、今日は止まっていい
◎寂しさに包まれたときは、もう一人の自分とおしゃべり
◎すべてがうまくいく最強の魔法の言葉
◎今のあなただからこそ、できることが必ずある
◎マウントとラベリングをしなければ、人間関係は断然、楽しくなる
◎老いることは美しい。若さをもてはやすのは日本だけ
◎一人きりですごす時間も独りぼっちじゃない
引用:アスコム
ポイント
- 実体のないものである「心配」を考えることをやめて、「今」に集中することが重要だ。
- 心配ごとをどんどん追求してしまう前に、その心配ごとは杞憂ではないのか、本当に心配するべきことなのかを考えてみることで立ち止まれる。「この心配ごとが10年後も続いているか」と自分に問いかけてみよう。
- 心配になるのは心配ごとを考える時間があるからである。今を精一杯に生き、今を楽しむことで心配ごとに費やす時間をなくしてしまうのも心を軽くするための方法の一つである。
サマリー
はじめに
心配をしてしまうこと、それは自己防衛能力、危機管理能力がもたらす、ごく当たり前のことである。
しかし、この性質が強く働きすぎると心が痛んでしまう。そこで、不安を消し、心を整理するための知恵を挙げていく。
「心配ごと」と「不安」はあなた自身がつくり出している
「大丈夫」「なるようになる」と口に出し、未来のことはそれ以上考えないという癖をつけることは、心配ごとを手放すヒントになる。
また、過去を基準に「また同じような失敗をしてしまうかもしれない」という実体のないものを考えるのは杞憂であると肝に銘じることも重要だ。
つまり、「今」に集中することが重要だ。
具体的には、毎日が全て新鮮な赤ん坊のような心をイメージして過ごすことで、日々の生活に発見が生まれ、喜びを感じるきっかけにもなる。
「赤ん坊の心」という視点は自分自身の視点を「今」に引き戻すのに役に立つ。
感情をコントロールすることは難しいが、その感情をあるがままに受け止め、あっさりと手放すという流れを作る。
その流れを思考のクセとして習慣化させるようにする。
ネガティブな感情にとらわれそうになっても、そこから短時間で回復することができるようになるイメージである。
具体的な心を落ち着かせる方法として、「深呼吸をする」「距離は問わないウォーキングをする」「その場で聞こえる音に集中する」「美味しく食べている間は食べることにのみ集中する『食べる瞑想』」が挙げられる。
どれも心に余裕を作るきっかけになる。