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【買いものは投票なんだ】

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題名 買いものは投票なんだ
著者 ほう 著/藤原 ひろのぶ 著
出版社 三五館シンシャ
出版日 2018年10月
価格 1,320円(税込)

毎日の買いものは社会とつながっている!
「買える」を「変える」を提案するメッセージイラストブック

お母さん、お父さんへ。
子どもたちの未来を少しだけよくする方法、EARTHおじさんと一緒に考えてみませんか?

【著者からのメッセージ】
もともと無関心だった世の中の問題に私が興味を持ちはじめたのは、わが子の出産がきっかけでした。

子どものためにできるだけ自然なものを選んでいく日々の生活の中、3・11の大震災が起こったのです。
守られるはずの命が守られないという現実に直面し、世の中への問題意識はさらに高まっていくことになりました。
添加物、農薬、放射能、化学物質、遺伝子組み換え食品、ワクチン、必要以上の薬……知れば知るほど、私たちの目の前にはたくさんの問題があることがわかってきました。
そして、子どもたちのからだは悲鳴をあげています。

「私たちはどうしたらいいのか?」
そんなことを考える中で、私たちの日々の選択(買いもの)と社会とがつながっていることに気づいたのです。

「買える」という行動を「変える」。

このことが、子どもたちの命や未来、そしてこの星を守っていくための方法なのではないか。そんな思いから、この本が生まれました。

本書が、昔の私のようにわが子のために何をしたらよいのかわからず迷っているお母さん、お父さん方が、「伝えたい」「動きだしたい」と思ってくださるアイテムになれば幸いです。
たくさんの人の一歩が生まれますように。
それが一人でも多くの子どもたちの笑顔につながりますように。  
――ほう

この本を手に取ってくれたみなさんへ。
この世の中にはたくさんの問題があります。
そしてその問題を解決しようと行動を続けている人たちがいます。

僕は8年前、西アフリカのギニア共和国で事業を始め、貧困と呼ばれる地域の現場を見てきました。

栄養失調のわが子を抱えながら物乞いをする母親。
ゴミをあさりながら今日の食事を手にする子ども。
どれだけ働いても抜け出せない、貧困という落とし穴。

そんな問題の根本に僕の生活スタイルが大きく関係していることに気がつきました。
一見、解決が困難に思える大きな問題も、もとをたどれば僕たちの“選択”の上にできている。
そうであるなら、未来を変えたいなら、自分自身の“選択”を変える必要があるのです。

遠い国の問題にかぎらず、僕たちの身近で起きている問題も根本はおなじ。
人の“無関心”が生み出すものだと僕は思います。

何を変えればいいのか、わからない。
何を伝えればいいのか、わからない。

この本は、おなじような思いを胸に抱き、ただ純粋により良い未来を望む仲間たちの助けになれるように、との思いをこめてつくりあげました。
だれもが自分の家族の、自分のたいせつな人の、そして自分自身の幸せを願っているはず。

そんなみなさんの助けになれば、これほど嬉しいことはありません。
本書を手にとっていただいたみなさんの人生が、光り輝くことを心より願っています。
――藤原ひろのぶ

【発行】三五館シンシャ/【発売】フォレスト出版

引用:フォレスト出版

ポイント

  • EARTHおじさんは言った。「おなじようなモノでも中身はまったくちがうもの。自然、不自然、からだに良い、悪い。表示を見てみよう。なかみを気にしてみよう。小さな選択が、大きな問題につながるんやぞぉ。」

  • 大切なものを見失って、お金やもうけを優先してしまった結果、いろんなものを犠牲にして、たくさんのものをこわしてきた。本当にこれでいいの?

  • 分けあえば十分足りるのに、助け合えば生きていけるのに、おなじ生きもの同士でずっと争って、自分たちのものではないのに地球の資源を奪いあって、傷つけあっている。結局人間は何がしたいんや?

サマリー

はじめに

ぼくには知りたいことがいっぱいある。

海や空がよごれているってほんと?

山や森がなくなっているってほんと?

動物や魚たちが少なくなっているって、たくさんの人達が病気になっているってほんとう?

星のきれいな日の夜、布団で眠っていたぼくの横に、地球みたいな小さなおじさん(EARTHおじさん)が突然やってきた。

「おい、ぼうず!海や空のこと、山や森のこと…気になるんやろ?えらいぞ!ぼうず!!」

そして、目をこするぼくの顔をじっと見つめて、こう言った。

「ぼうずのしりたいことを一緒に考えよう」

この日から、ぼくとおじさんの物語は始まった。

EARTHおじさんは不思議だった

ぼくのおうちの「洗剤」

EARTHおじさんは不思議に思うことがいっぱいだった。

たとえば、おうちのいろんなところにあるたくさんの「洗剤」。

化学物質でできた洗剤を使うと、それが川や海に流れていく。

食器や衣料に洗剤が残留していることもある。

化学物質が原因とされる病気が日本では100万人を超えているとも言われている。

おうちのよごれは落ちているけど、もっと大切なものをよごしていない?

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