【根性なしがWEBデザイナーに憧れて】
インフォメーション
題名 | 根性なしがWEBデザイナーに憧れて |
著者 | 久保 なつ美 |
出版社 | 幻冬舎 |
出版日 | 2024年7月 |
価格 | 1,760 円(税込) |
スキル0、センス0、根性なしのポンコツが
WEBデザイナーに!
コンビニのアルバイトすら
まともにできなかった引きこもりが
ダメダメな自分に挑んだ
どん底からの挑戦と成長の軌跡
日々の生活に彩りがなく、仕事に情熱を感じられない。
できれば働きたくないけど、仕方がないので働いている。
そんな気持ちを抱えている人は決して少なくありません。
著者は、やる気も根性もあまりなく、どちらかというと怠け者。
「できれば働きたくない」と思っていた一人でした。
ある時「お菓子を食べながら仕事ができそうだから」という軽い動機で
クリエイティブ業界に足を踏み入れてしまったことで、人生が一変します。
何もできない挫折だらけの「ポンコツ」見習いWEBデザイナーからスタートし、
クリエイティブ業界で多くの失敗を経験しながらも自分を信じ続けた結果、
著者は業界で認められるプロフェッショナルのWEBデザイナーに成長しました。
その過程で学んだダメな自分を受け入れながらも向上心を持ち続け、
少しずつ自分を成長させていく具体的な方法を紹介しています。
著者のリアルな姿は自分に自信が持てずに悩んでいる若い人はもちろん、
人生やキャリアの中盤に差し掛かり、これまでとは違う何か新しいことに挑戦をしたいが、
どう最初の一歩を踏み出せばいいか分からないという人たちに、
自分の新たなポテンシャルを発見し、情熱を注ぐきっかけとなるはずです。
本書は決して成功の物語ではありません。
著者が恥ずかしい失敗をしたときに内面とどう向き合い、
どのようにして生活と仕事の質を高めたのかが細やかにつづられています。
今の自分から変わりたいと思っていても変われないすべての人にとっての貴重な教訓になります。
著者の体験を通じて、自己疑念を乗り越え、小さな一歩から始める勇気と、
自分らしく生きるためのヒントを得ることができる一冊です。
引用:Amazon
ポイント
- 指定校推薦を逃すもアメリカの大学に合格、華々しく飛び立つもわずか10日後、再び日本の土を踏んでいた。社会人になってからも15枚書いた履歴書がすべて不採用で返ってくる、やっと受かった会社もクビになる、プレッシャーに負けて退職したりで引きこもりを繰り返していた。
- 人生に悩み「引きこもり生活」が続いていたころ、心配した姉がある交流会に連れ出してくれた。そこで紹介してもらったのが、今、一緒に働いている、そして人生で最もお世話になっている、日本デザイン社長の大坪さんだった。この出会いが、私のデザイナー人生を本格スタートさせたのである。
- 幸せになるためには、心の栄養を受け取りにいく習慣を身につけよう。「ありがとう」「助かってるよ」という言葉や、「上手くなったね」「頑張ってるね」などの言葉は、自分の心の栄養となって、モチベーションを上げてくれるのだ。
サマリー
超ポンコツ社会人が校長先生になるまで
根性なし、海外留学を10日で脱落
「アメリカの大学なら行きたいかも!」
指定校推薦も取れず進路に悩んでいた高校3年生の秋、日本の丸暗記教育とは違い、アメリカの教育方法が「自分で考え自分の意見をもつ教育をする」ことだと知った。
特に理由もないが、とにかくワクワクしたくてアメリカの大学を志望したのだ。
無事合格し、ついに夢のキャンパスライフが始まる。
空港では友人や家族に見送られ、華々しくアメリカに飛び立ったわずか10日後、私は再び日本の土を踏んでいたのだ。
なんと、ホームシックにかかってしまったのである。
慣れないアメリカの土地や家族と離れてしまった恐怖で、食べられず、眠れない、不安が爆発したのだ。
今になって振り返ると、「絶対に何か学びたい」という思いはなかった。
「留学すればやりたいことがみつかる」、そんな考えしかなかったから、現実とのギャップに負けたのだと思う。