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【原因不明の心臓の痛みは、微小血管狭心症でした!】

インフォメーション

題名 原因不明の心臓の痛みは、微小血管狭心症でした!: 更年期女性の10人に1人がかかっている!?高コレステロール、自律神経失調ぎみ、アラカン女性の治療体験記【カテーテル検査を行わない診断】【漢方薬と和温療法】
著者 いさわゆうこ
出版社 kindle出版
出版日 2024年1月
価格 1,430円(税込)

ときどき心臓のあたりが痛い人、痛いのに病院で異常なしと言われている人、そんな方たちに知ってほしくて書きました。
その痛み、もしかすると私と同じ「微小血管狭心症」かもしれません。

あまり知られていない病名ですが、実は更年期女性の10人に1人が罹っているとも言われている(*)病気です。

私自身、心臓のあたりが痛くなって病院に駆け込むことを繰り返しながら、検査をしても「異常なし」と言われ続け、5年間も病名がわからず治療もせずに過ごしていました。

本書は、やっと診断してくれる医師にめぐりあい、半年間の治療の成果で、かなり回復することができた私自身の体験談です。

微小血管狭心症は、現状では診断できる医療機関がまだまだ少ない病気です。診断のガイドラインも最近できたばかりで、その方法はカテーテルを使う検査。安全性に不安を感じ、検査をためらう人も少なくありません。

本書で紹介している「よしだ循環器内科クリニック」ではカテーテル検査をせずに独自の検査方法で診断してくれます。巻末には、院長の吉田先生へのインタビューを載せましたので、そちらもぜひお読みください。

*循環器を専門とする性差医療のスペシャリスト、天野惠子医師(静風荘病院)による、アンケート調査の結果を元にした推測値。(1999年、東京都立日比谷高校の女子卒業生に対し行った胸痛に関するアンケート調査)

引用:Amazon

ポイント

  • この本は、5年間も正体不明の心臓の痛みに悩まされた私が、”犯人”を探し当て、治療・改善に至った記録である。

  • 微小血管狭心症の診断は難しく、現在の標準的な検査はカテーテルを使ったかなり大掛かりな検査だ。しかし吉田循環器内科クリニックでは、ストレインエコーという超音波の機器で心臓の収縮を診ることで診断でき、患者負担が小さい。

  • 確立した治療法がない「微小血管狭心症」だが、吉田先生のクリニックでは多くの患者が、漢方薬の処方と和温療法で治ってきているという。

サマリー

突然心臓が痛み出す!

私は現在63歳の女性で、フリーランスのデザイナーをしている。

初めて謎の胸痛に襲われたのは、5年ほど前の50代後半。

仕事で和歌山の取材先に向かう車の中だった。

クライアント企業の担当者が運転していたが、急に心臓のあたりに、ぎゅ〜っとつかまれているような痛みが走り、あわてた。

これを発端に、その後もたびたび同じように心臓が痛くなった。

そのつど、病院であれこれと検査を受けたが、結果はいつも同じ。

「特に異常はありません」

そんな私の胸痛の正体が昨年の5月末、ついに判明した。

兵庫市尼崎市にある「よしだ循環器内科クリニック」で、「微小血管狭心症」だと診断されたのだ。

この数日後、友人や知人の多くの人が同じ症状に苦しんでいることを知った。

クリニックの先生によると、この病気は、緊急性は低いが、放っておくと大きい病気に繋がる可能性があるそうだ。

この本は、5年間も正体不明の心臓の痛みに悩まされた私が、”犯人”を探し当て、治療・改善に至った記録である。

※本書はあくまで個人の体験記だ。私は医師ではないので、治療方法の正否は判断できない。また、症状が似ていても、同じ方法で改善するという保証はない。症状があり、「もしかして」と思う方は、必ず、医療機関で診察してもらってほしい。

私は心臓病?

昨年5月の最終日曜日、義母のお見舞いに富山に行った帰りの車中のことだ。

心臓をぎゅ〜っと、わしづかみにされるような痛みが私を襲っていた。

痛みが襲ってくる間隔が20分から10分、5分、3分、2分と、だんだん短くなってきているのが不気味な感じだった。

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