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【思考力・読解力・伝える力が伸びる ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ】

インフォメーション

題名 思考力・読解力・伝える力が伸びる ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ
著者 加藤 映子 
出版社 かんき出版
出版日 2020年11月4日
価格 1,430円(税込)

 

 

いつもの絵本が、子どもの能力を伸ばす最高の教材に変わる!

「読み聞かせ」と聞いて、あなたはどんな光景を思い浮かべますか?
親が絵本を読み、それを子どもが静かに聞いている。
多くの人がこんな光景を思い浮かべることでしょう。
じつは、こんな「いつもの読み聞かせ」に、あることをプラスするだけで、子どもの能力が飛躍的に伸びる方法があります。

それは、読み聞かせの最中に親子で「やりとり」をすること。

たったこれだけのことで、「自分で考える力(思考力)」や「読解力」「自分の意見を言う力(伝える力)」など、社会を生き抜くために必要なさまざまな子どもの能力を育むことができるのです。
「ネットやテレビで言っていることは本当なのだろうか?」「この情報は自分にとって役に立つものなのか?」と、情報を読み解き、自分で考える力、そして、その考えを相手に論理立てて主張する力は、現代の子どもたちに求められる必須スキルです。
本書では、ハーバード大学をはじめ、アメリカの大学で長年研究されてきた、子どもの能力を伸ばす絵本読み聞かせのメソッド「ダイアロジック・リーディング」を紹介します。

引用:かんき出版

ポイント

  • ダイアロジック・リーディングでは、大人が子どもとやり取りをする中で、子どもが能動的に本の読み方を学んでいくことができ、子どもは自ら考える力、伝える力などのさまざまな力を育めるのである

  • ダイアロジック・リーディングで養われる能力は大きく分けて「見る力」「聞く力」「知識・語彙力」「考える力」「伝える力」の5つがある

  • 楽しみながらダイアロジック・リーディングをすることによって、その効果を最大限に引き出すことができる

サマリー

はじめに

洋の東西を問わず、幼少期には絵本の読み聞かせをする。

そのいつもの読み聞かせが、子どもの能力を伸ばす最高の読み聞かせに変わる方法がある。

AI台頭・大量情報化社会の現代では、「自分で考える力(思考力)」「読解力」「自分の意見を言う力(伝える力)」をはじめとして、さまざまな能力が求められている。

このような現代社会を生き抜くために、子どもたちの能力を飛躍的に伸ばすことのできる最高の読み聞かせ方法とは何か。

著者がハーバード教育大学院の実践研究で得た結果をもとに解説する。

アメリカの読み聞かせ ダイアロジック・リーディング

アメリカの研究者が提唱するダイアロジック・リーディングは、子どもと対話しながら行う読み聞かせのことだ。

これは、絵本で言語教育を行おうという考え方から生まれた手法で、日本の読み聞かせではあまり行われていない。

日本では親が一方的に読み、子どもが静かにそれを聞くという読み聞かせが一般的だ。

情感を大切にしたり、子どもの想像力の邪魔をしたりしないように、読み聞かせの途中には「あれこれ質問しない方がいい」という考え方が主流だからだ。

しかし著者はアメリカでの調査から、このダイアロジック・リーディングを行うと、ただ静かに聞くだけの読み聞かせでは得られない効果があることに気づいたのである。

ダイアロジック・リーディングでは、大人が子どもとやり取りをする中で、子どもが能動的に本の読み方を学んでいくことができ、子どもは自ら考える力、伝える力などのさまざまな力を育めるのである。

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