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【サラリーマン2.0 週末だけで世界一周】

インフォメーション

題名 サラリーマン2.0 週末だけで世界一周
著者 東松寛文
出版社 河出書房新社
出版日 2018年6月
価格 1,540円(税込)

“社畜寸前”だったサラリーマンが、週末や連休を利用して世界中を旅しながら、日本にいれば知ることのなかった多様な価値観にふれあい、自分らしい生き方、働き方を見つけていく物語。

旅ほど「働き方」を最速で変える方法はない!

大学卒業後、激務の広告代理店に入社し、“社畜寸前”だった著者が、
ひょんなことがきっかけで一人海外旅行に行く羽目になり、
そこで「旅」に目覚め、週末で世界中を旅行するようになります。

すると、あろうことか「世界一周がしたい」と思ってしまいます。
しかし、サラリーマンを辞める勇気はありません。
そこで、「日本にいるときはトランジット」と考え、
会社を辞めずに「週末」と「貯金」を使って、
3か月で5大陸18か国制覇。
“週末だけで世界一周”を達成しました。

「休み方」を変えたら「働き方」が変わり、
「働き方」が変わると「生き方」まで変わったのです。

本書は、そんな普通のサラリーマンだった著者が綴った、
旅を通じて“自分らしい生き方”を見つけていく“奇跡の物語”です。
巻末には、今すぐ旅に行けるように著者の旅行術をまとめた
「旅のしおり」も付いています!

週末だけでも“奇跡”は起こる!
「働き方」を変えるきっかけになった6つの奇跡の旅とは?

ロサンゼルス 初めての一人海外旅行、空港で絶望!?
キューバ 街中で偶然見つけた、今までで一番の絶景
香港 謎の男、週末だけで佐々木希になる!?
イラン イスラム教の戒律と寛容の狭間で生きる人々
コンゴ共和国 お洒落なジェントルマン「サプール」を探しに
サウジアラビア Twitterが大炎上!? 僕に起こった史上最高の奇跡

引用:河出書房新社

ポイント

  • 旅は僕の休み方を変えただけでなく「働き方」そして「人生」までも変えていったのだ。

  • 目標は「激務の広告代理店のサラリーマンが毎週末海外旅行に行き続け、5大陸を制覇し、週末だけで世界一周を達成する!」そんなサラリーマンは聞いたことない。

  • 世界一周を経験することによって、「リーマントラベラー」という、自分らしい生き方の仮説が正しかったと、自分自身に対して証明することができた。

サマリー

はじめに

僕は、東京にある激務の広告代理店で働くかたわら、週末や連休を最大限に利用して世界中を旅するサラリーマンである。

リーマントラベラーとは、サラリーマンをしながら旅に行き続けるという新しい旅人のスタイルだ。

僕が海外旅行にハマったのは社会人3年目の2012年、ひょんなことから虜になってしまい、それ以来、週末や3連休を利用して、隙あらば世界中を旅行し続けた。

社会人3年目から8年目までの6年間で、42ヵ国90都市に渡航したのだ。

そんなことをしていたら、「世界一周がしたい!」という禁断症状が出てしまい、2016年10月から12月にかけて「週末だけで世界一周」に挑戦。

会社を辞めずに3ヵ月で世界一周を達成してしまったのだ。

旅が働き方を変え、人生を変えた

隙あらば海外旅行に行く生活を始めると、おのずと働き方も変わってきた。

旅のある週は、金曜日の夜のフライトまでに必ず仕事を終わらせないといけないので、前もってスケジューリングしながら、効率よく仕事を行った。

そうやって働き方が少しずつ変わりはじめると、残業時間が年々減少しているのに、仕事への評価は年々上がっていったのである。

旅は僕の休み方を変えただけでなく「働き方」そして「人生」までも変えていったのだ。

生まれて初めてやりたいことが見つかった

2016年1月10日、本気でやりたいことを見つけた。

「週末だけで世界一周しよう」

さらには、こんな天才的なことも思いついた。

「激務の広告代理店のサラリーマンが毎週末海外旅行に行き続け、5大陸を制覇し、週末だけで世界一周を達成する!」

そんなサラリーマンは聞いたことない、もうワクワクが止まらなかった。

しかし、そのワクワクと同時に、大きな不安も押し寄せてきた。

これまでずっと、決められたレールの上でしか挑戦してこなかった僕にとって、これは完全なる社会のレールからの逸脱だ。

考えただけでも恐怖でしかなかったが、応援してくれるたくさんの人がいたおかげで、不安を圧倒的に超越するワクワクに変えることができたのである。

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