【新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ】
インフォメーション
題名 | 新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ |
著者 | 橘玲 |
出版社 | 幻冬舎 |
出版日 | 2017年8月 |
価格 | 781円(税込) |
自由な人生を誰もが願う。国、会社、家族に依存せず生きるには経済的独立すなわち十分な資産が必要だ。1億円の資産保有を経済的独立とすれば欧米や日本では特別な才は要らず勤勉と倹約それに共稼ぎで目標に到達する。黄金の羽根とは制度の歪みがもたらす幸運のこと。手に入れると大きな利益を得る。誰でもできる「人生の利益の最大化」とその方法。
引用:幻冬舎
ポイント
- 本書で繰り返し問うているのは、「経済的な視点から見て、私たちが生きているのはどういう社会なのか」ということだ。それを知ることではじめて、”正しく”生きる方法がわかるのだ。
- 「黄金の羽根」とは、制度の歪みから構造的に発生する”幸運”であり、手に入れた者に大きな利益をもたらすものだ。
- 資産形成=(収入ー支出)+(資産×運用利回り)これが、お金持ちの方程式だ。
サマリー
はじめに
本書は、2002年に上梓した『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(以下『黄金の羽根』)の改訂版だ。
改訂版を出したのは、原著の出版から10年以上が過ぎて、変わったところと変わっていないところを整理したいと考えたからだ。
本書では、不要になった部分を大幅に削って論旨の骨格だけにする一方で、オリジナル版の雰囲気を活かすために(いまとなっては)恥ずかしい文章もそのまま残し、その後の経緯や情報は本文中で追記することにした。
「日本という国の”秘密”を見つけた」という驚きがオリジナル版のいちばんの魅力だと思ったからだ。
本書のような”熱気”のある文章は、現在の私にはもはや書けない。
本書で繰り返し問うているのは、「経済的な視点から見て、私たちが生きているのはどういう社会なのか」ということだ。
それを知ることではじめて、”正しく”生きる方法がわかるのだ。
日本の社会の“秘密”
「黄金の羽根」とは、制度の歪みから構造的に発生する”幸運”であり、手に入れた者に大きな利益をもたらすものだ。
日本の社会に利益をもたらす歪みの中で、その気になれば誰でも利用できる歪みがある。
それが「社会制度的な歪み」だ。