【「疑う」からはじめる。 これからの時代を生き抜く思考・行動の源泉】
インフォメーション
題名 | 「疑う」からはじめる。 これからの時代を生き抜く思考・行動の源泉 |
著者 | 澤 円 |
出版社 | アスコム |
出版日 | 2021年4月 |
価格 | 1,650円(税込) |
既存の価値観、古い常識、全部疑ってみよう。
問題設定と解決策は、すべてここからはじまる!
元マイクロソフト伝説のマネジャーが
新時代の働き方、生き方、
ビジネススキルを提案する1冊!
引用:アスコム
ポイント
- 本書に通底するメッセージは「常識に縛られたら、思考は停止する」である。さあ、いまこそ「疑う」からはじめよう。
- 自分の命の時間というものは増えることがなく、残り時間は減っていくしかない、ある意味では残酷なものだ。この「残り時間を増やすことはできない」という事実を、ぜひ頭に刻み込んでほしいのだ。
- 「あたりまえ」を疑って、もっともっと変な人になってほしいのだ。
サマリー
プロローグ
僕たちの仕事や生活、そして人生の中には、さまざまな思い込みが、じつにたくさん存在している。
「思うようにいかない理由」や「自己実現できない理由」を見つけるのは簡単だ。
そして、恐ろしいことに「〜だから無理」と思った瞬間、そこがゴールになってしまう。
そこで大切になるのは、 「あたりまえ」を「疑う」から始めることである。
思い込みを捨てて、 「では、どうすればできるのだろう」と考えてみるのだ。
思考は行動に直結するからだ。
「なにか引っかかるな…」
「どうしてこうなるのだろう」
世間の「あたりまえ」に対して疑問を持ったとき、あなたはすでに大いなる成長への一歩を踏み出している。
ときには「なぜそんなこともわからないんだ」「そんなことは常識だろう」と怒られることもあるだろう。
そんなとき、「失敗した」と思って、つい落ち込んでしまいがちだが、僕に言わせればまったくちがう。
「あたりまえ」に対して疑問を持つことは、一歩前へ進んだと考えるのだ。
「あたりまえ」という思い込みに疑問を感じることは、自分が変わっていく過程において、重要なシグナルだ。
だから勇気を出して、あなたのなかに生まれた疑問を大切にしなければならない。
本書に通底するメッセージは「常識に縛られたら、思考は停止する」である。
さあ、いまこそ「疑う」からはじめよう。
時間を疑う
「時間」の無駄に対する抵抗感をつける
僕がみなさんに最初にお伝えしたいのは、「人の命は永遠ではなく、いつか必ず死ぬ…。」という事実だ。
自分の命の時間というものは増えることがなく、残り時間は減っていくしかない、ある意味では残酷なものだ。
この「残り時間を増やすことはできない」という事実を、ぜひ頭に刻み込んでほしいのだ。