【改訂版 家族に迷惑をかけないために 今、自分でやっておきたい相続対策】
インフォメーション
題名 | 改訂版 家族に迷惑をかけないために 今、自分でやっておきたい相続対策 |
著者 | 堀口 敦史 |
出版社 | 同文舘出版 |
出版日 | 2022年2月 |
価格 | 1760円(税込) |
民法改正に対応した“使える”相続対策本の最新版!
「うちに限って相続争いは起きないだろう」と思っていませんか?
「仲のよい」「普通」の家庭“だからこそ”準備が必要です。
財産の「シンプル化」は最高の相続対策!
万が一の時、家族が相続で困らない、揉めないために、
あなたがやっておくべきことがあります。
「財産の把握」「財産の整理」「財産の移転」
この3つのステップを踏めば、円満相続に近づきます。
・これだけは知っておきたい相続の基礎知識
・相続人の確認と割合
・土地、有価証券、保険など、自分の財産の把握方法
・財産一覧表のつくり方
・相続税を減らす方法
・生前贈与の上手な進め方
・遺言書の書き方 etc.
小さな一歩が大きな効果を生む相続対策をお伝えします。
相続税を減らすことだけが相続対策ではありません。
「仲のよい」「普通の」家庭のための円滑で円満な相続を実現させる1冊。
【改訂版でさらに内容が充実!】
・相続する預金を遺産分割協議の前に一部払戻しを受けることができる制度
・自筆証書遺言の一部をパソコンで作成できる制度
・自筆証書遺言を法務局で保管してもらうことができる制度
・相続手続をより円滑にする法定相続情報証明制度
・配偶者居住権の紹介
・生前の認知症対策としての家族信託
引用:同文舘出版
ポイント
- 相続対策は、「家族のため」でもあるが、何より「自分のため」にポジティブに取り組まなければ実行できないものだ。自分の財産を棚卸しすることで、自分が今までどのような人生を送ってきたかが徐々に見えてくる。そして、そこから本当に残したいものを見極めることで、新たな自分の生き方、これから歩む人生の理想が見えてくる。
- 相続対策は、①遺産分割対策、②納税資金対策、③相続税対策の順で進めよう。絶対に「相続税対策」から行なってはいけない。
- 「普通の家庭」における相続対策のコツは、ずばり「財産のシンプル化」である。
サマリー
相続対策のメリットと本書の目的
相続対策は、あなたとあなたの家族が、残りの人生を仲良く安心して暮らしていくために大切なものである。
相続対策は「自分」と「家族」のために行なうものなのだ。
「自分」への直接的なメリットは、明るく前向きな人生を送ることができる点があげられる。
相続対策をすることで、自分の財産を明確に把握し管理することができたり、家族に迷惑をかける不安が解消されたりする。
「家族」へのメリットは、あなたの相続に対する不安がなくなる点があげられる。
家族間の相続争いを避けることができ、事前に相続税額を知ることで相続税の支払い額を抑えることもできるのだ。
本書は、関係が良好な「普通の家庭」を対象として、自分自身でもできる簡単な相続対策を解説していく。
本書での「普通の家庭」の定義は以下の3点を満たす家庭である。
1.財産が1億円以下
2.不動産が3つ以下
3.事業を営んでいない(中小企業のオーナーではない、個人事業を営んでないなど)
相続対策を最初から専門家に依頼する必要はない。
まずは本書を見ながら自分でできる簡単な相続対策を進めてほしい。
本書がおすすめする相続対策の行動フロー
相続対策には「やり方」がある。
相続対策のやり方が分かれば、具体的に行動に移すことができるだろう。