【家族を笑顔にする パパ入門ガイド】
インフォメーション
題名 | 家族を笑顔にする パパ入門ガイド |
著者 | ファザーリング・ジャパン |
出版社 | 池田書店 |
出版日 | 2018年1月17日 |
価格 | 1,100円(税込) |
「今は仕事が大事だから子育てはママに任せて……」と
思っていると、子供はあっという間に成長してしまいます。
子育てという一大プロジェクトを思いっきり楽しむために、
日本最大級のパパ団体が、ノウハウを総動員し、
「笑っている父親になるための極意」をまとめました。
この一冊で、「ママのケア」「子どもの世話」「仕事との両立」
が全てわかります!
さらに、
〇先輩パパの体験談を多く掲載
〇なかなか聞けないリアルな「ママの声」を紹介
〇気を遣う「祖父母との付き合い方」のコツも網羅
〇四コママンガやイラストが豊富
〇育児が楽しくなるコツやアイディアが満載
引用:池田書店
ポイント
- 時代の変化とともに、人々の生活や価値観も変わってきた。現在では、共働きの世帯が多く、「一緒に働いて、一緒に育てる」が自然なスタイルになったといえよう。
- これを「パタニティブルー」といい、夫婦二人から赤ちゃん中心への生活に変化したことによる戸惑い、そして、子育ても仕事も完璧にこなそうと頑張り過ぎることが原因になる。
- 子どもが生まれると、夫婦の関係は大きく変化する。パパには稼ぎ手だけでなく、子育てを相談し合えるパートナーとしての役割を求めているのだ。
サマリー
はじめに
イクメンという言葉が定着してきたように、最近では育児に積極的な男性が増えてきた。
しかし、パパが育児をすると、さまざまなことで悩むだろう。
おむつを替えたり、お風呂に入れたりという、お世話面やそれ以外でも、悩みは尽きないだろう。
そんな中で本書は、「笑っているパパになるための極意」を伝授する。
育児に積極的なパパが増えれば、日本の子育ては大きく変わる。
笑っているパパがいれば、夫婦の関係も良くなり、子どもの自尊心も育って、家族が共に成長することができるのだ。
周囲に流されず、信念をもって、パパであることを楽しんでいただきたい。
パパにしかできない役割がある
パパが子育てに関わることの大切さ
時代の変化とともに、人々の生活や価値観も変わってきた。
現在では、共働きの世帯が多く、「一緒に働いて、一緒に育てる」が自然なスタイルになったといえよう。
パパが育児をすると、5乗で効果があるとの研究結果もあるのだ。
①子ども
ママだけでなく、パパも子育てに加わることで、子どもの好奇心や価値観の幅が広がる。
一緒に遊べば社会性も育まれ、海外では、非行防止につながるとの研究結果もある。
②妻(ママ)
育児や家事を協力し合うことで、ママの育児負担とストレスが軽減され、より前向きな気持ちで子育てができる。
③夫婦
パパの育児参加は、結婚満足度によい影響を与える。
特に子どもが乳幼児期は、育児や家事の量が倍増するため、パパが協力してくれると、夫婦の満足度向上につながるのだ。
④パパ自身
パパの育児参加で最も大きなメリットは、パパ自身である。
育児をすることで視野が広がり、感受性も高まる。
⑤職場
育児を通して、コミュニケーションやタイムマネジメントといった、仕事に生かせる力が磨かれる。
子育て中の社員に対しての理解も深まるだろう。