【1日5分 横隔膜呼吸で「やせ体質」になる】
インフォメーション
題名 | 1日5分 横隔膜呼吸で「やせ体質」になる |
著者 | 牧野 講平 |
出版社 | 池田書店 |
出版日 | 2016年7月 |
価格 | 935円(税込) |
太田雄貴(フェンシング)、高梨沙羅(スキージャンプ)、
前田健太(メジャーリーガー)、浅田真央(フィギュアスケート)、
著者の牧野トレーナーが支えるのは、力強く、美しい世界で闘うアスリートたち。
彼らの体を支えたのは「横隔膜呼吸」と「姿勢」。
誰でも1日5分呼吸と姿勢を整えることで、
“太らない”“疲れない”身体を手に入れることができます。
【「横隔膜呼吸」って?】
人間は誰でも横隔膜を使って呼吸をしていますが、
一般の方は70%ほどしか横隔膜が使えていません。
そのためやせにくくなったり、腰痛・肩こりを引き起こします。
この本では横隔膜を100%使って呼吸をする方法を紹介します。
簡単なエクササイズで姿勢をリセットして、呼吸をするだけです。
「最近、お腹が気になる…」「少食なのに、なぜか太る」「肩こりや腰痛がひどい」
そんな現代人に向けた、最新にして、お手軽な“肉体改造メソッド!
【横隔膜呼吸って何がいいの?】
「眠っている筋肉を機能させる! 」→
「代謝が上がる! 」→「日常生活でも体脂肪燃焼! 」
「お腹が凹む! 」「足のむくみ解消! 」「便秘解消! 」
「3週間でウエスト-4.5cm(30代男性)」
★もちろん、スポーツのパフォーマンスを上げたい方にも!
この本で紹介している「コンディショニング」と「横隔膜呼吸」を実践すれば、
筋肉や骨格が正常な状態になり、機能が改善します。
可動域が広がったり、動作が柔軟になったり、ケガ予防にも効果的です。
ランニングやゴルフ、テニスはもちろん、野球やサッカーなど、
真剣にスポーツに取り組んでいる方にもオススメです。
引用:Amazon
ポイント
- 著者は、よい呼吸のことを「横隔膜呼吸」と呼んでいる。”横隔膜 “というのは、胸とお腹の中間にある薄いドーム状の筋肉だ。
- 呼吸リセットとは、いつもの呼吸を横隔膜呼吸に変えるエクササイズのことだ。「①コンディショニング」で姿勢を整え、「②横隔膜呼吸」で呼吸を覚え、「③股関節エクササイズ」で疲れない体をつくる。
- 呼吸リセットは、全部行っても、要する時間はわずか5分程度。たったそれだけでやせ体質になれるのである。
サマリー
はじめに
著者はトレーナーとして、アスリートの体づくりに関わってきた。
フィギュアスケートの浅田真央選手のトレーナーを務めた経験がきっかけで、特に、筋肉を増やしてパワーアップすることより、身軽にしなやかに動ける体を作ることを大切にしている。
体を細く軽く保ったまま、力強く動けるようにする方法のポイントは、呼吸にある。
呼吸に使われる多くの筋肉は、ほとんどが姿勢を保つ筋肉でもあるため、正しい呼吸ができるようになると姿勢がよくなる。
そして、呼吸や姿勢を維持するために筋肉が常に働くことで、エネルギーの消費が増え、無駄な脂肪がつきにくくなるのだ。
さらに腹横筋など腹部の筋肉が使われることでお腹が引き締まり、リンパ液の流れもよくなって、ぽってりしたお腹がすっきりしてくる。
著者は、よい呼吸のことを「横隔膜呼吸」と呼んでいる。
“横隔膜 “というのは、胸とお腹の中間にある薄いドーム状の筋肉だ。
人間は、だれでも「横隔膜」という筋肉を使って呼吸しているが、その横隔膜を上手に使って呼吸しよう、というのが「横隔膜呼吸」である。
呼吸というと、胸の動きを中心とした「胸式呼吸」や、お腹の動きを強調した「腹式呼吸」があるが、横隔膜呼吸はどちらに偏ることもなく、両方の要素を併せ持った呼吸だ。
難しく考えず、胸とお腹を使い、自然に深呼吸することだと思ってほしい。
「呼吸リセット」でいつもの呼吸を横隔膜呼吸に!
呼吸リセットとは、いつもの呼吸を横隔膜呼吸に変えるエクササイズのことだ。
「①コンディショニング」で姿勢を整え、「②横隔膜呼吸」で呼吸を覚え、「③股関節エクササイズ」で疲れない体をつくる。
①のコンディショニングとは、正しい呼吸のための準備体操だ。
全身の筋肉の機能を回復させ、動くようにする。
そのために行うのが、筋肉を揺らすというテクニックだ。
②横隔膜呼吸は、コンディショニングで全身の筋肉を整えたら、仰向けに寝た姿勢で呼吸の練習をする。
胸とお腹を意識した呼吸をして、コツを掴み、横隔膜を100%使った呼吸を身につける。
③股関節エクササイズは、人間の動きは股関節が9割といわれているほど大事な部分のエクササイズだ。
呼吸を整えたら、疲れない体、不調になりやすい体をつくるため、お尻や太ももの裏など、体の裏面の筋肉を鍛えるものだ。