【閉塞感がニャくなる魔法の言葉88】
インフォメーション
題名 | 閉塞感がニャくなる魔法の言葉88 |
著者 | 矢作直樹 |
出版社 | ワニブックス |
出版日 | 2022年8月16日 |
価格 | 1,210円(税込) |
仕事、人間関係、コロナ、SNS、物価上昇、天変地異、死への恐怖……
あらゆる不安やストレスをときほぐしたいなら、
自分を他者と比較しない
猫の生き方から学んでみませんか?
東京大学名誉教授が提案する「自分軸」の作り方と、現代社会を快適に生きる心の持ち方。
スピリチュアルリーダー並木良和さんも推薦!
『常に「中今」に生きる猫は、新時代の人類のお手本です。さぁ、あなたも自由になる秘訣を学んでみませんか?』
■猫に学ぶ「自分軸」の作り方と心の持ち方
「中今」を生きよう/「お腹が空いたら」食べよう/ラクになれる服を着よう/どこまでも歩いてみよう/スケジュールを調整しない/孤独死は立派なこと/仲間なんていなくてもetc
引用:ワニブックス
ポイント
- 猫は、のんびりと、どんなことにも動じず、自分の生きたいように生きているように見えます。他者の入り込まない「自分軸」があるということの代表 のような動物かもしれません。
- 人は必ず死にます。それがいつになるのかは誰にもわかりません。 朝、目覚めたら、生きていることに感謝してゆっくり深呼吸しましょう。
- 自分から挨拶をして、気持ちのいい一日にしましょう。話を聞くときはうなずきながら。人に共感してもらえるのは人間の大きな喜びの一つです。
サマリー
1 猫に学ぶ「自分軸」の持ち方
過去でも未来でもなく、今のこの瞬間のことを「中今(なかいま)」といいます。今を丁寧に生きることを「中今を生きる」といいます。
猫は、のんびりと、どんなことにも動じず、自分の生きたいように生きているように見えます。他者の入り込まない「自分軸」があるということの代表のような動物かもしれません。
食事の基本は、お腹が空いたら食べる、です。そして、腹八分目にしましょう。足は「第二の心臓」。歩いてふくらはぎを鍛えましょう。
心も体もラクになる心地いい服を着よう。心地いい服とは「何回も着ている服」です。心地いい、歩きやすい靴を履き、歩けることに感謝しよう。そして一日一回は空を見上げよう。
科学的に証明できないけれど心が感じるというものはたくさんあります。自分の直感を信じよう。
スケジュールはジタバタと調整しない。なるようになるものです。
猫は気高く誰にも見られずに死ぬ、と言われています。今、世間では孤独死を問題として扱っている風潮がありますが、一人で家で死ぬということは、それまで一人で生活していたということです。
これは褒められこそすれ、非難されるようなことではありません。たとえ家族と同居していても、見守られていたとしても、肉体を脱いであの世に帰るときは誰もが一人です。
仲間がいないのを嘆くことはありません。猫のように、一人は気ままで自由です。
猫のようにいつも泰然自若としていましょう。「備え」をし終えたら、あとは心配するのはやめましょう。
この世は自分が出したものが返ってくる原則があります。どれだけ人に親切にしたか、老後に向けて感謝の貯金をしましょう。