【シン・日本列島改造論】
インフォメーション
題名 | シン・日本列島改造論 |
著者 | 石丸伸二 |
出版社 | フローラル出版 |
出版日 | 2024年7月 |
価格 | 1,980円(税込) |
何のバックボーンもない青年が、ファーストペンギンとして立ち上がり、女帝と互角に戦い、圧倒的支持を得て堂々2位に!
「沈みゆく日本」をその危機から救うため、「国民主権」という当たり前の世界を取り戻す。
彼を通すと、そんな世界が見えるはず。
今までの政治に失望・絶望していた人ほど、彼の姿を見て、彼の話を聞いてみて欲しい。
さあ、政治を楽しもう!
引用:フローラル出版
ポイント
- 都知事選に立候補した目的は、東京の一極集中を解消し、多極分散することで東京と地方のリバランスを図ることだ。
- 日本の多くの地方自治体が、この先も維持していくためには、どれだけ早く人口密度を高めるための政策がとれるかといっても過言ではないのだ。
- 東京都がリーダーとなって全国の地方自治体と連携し、日本の人口動態をコントロールしていく。それが可能なのは、リーダーである「東京都」だけなのだ。
サマリー
はじめに
2024年5月16日、私は東京都知事選に立候補することを表明した。
その時に発したメッセージは
「人生くらいなら賭けてやる」
「私たちは変われるし、変えられる」
前者は自分に対しての覚悟の表明、後者は日本国民に対しての危機感と覚悟を呼びかけるものだ。
私が都知事選への出馬を決意したのは、ひとえに日本の未来への危機感からだ。
安芸高田市長を務めてわかったことは、地方からでは日本が直面している人口減少、少子高齢化は止められないという事実だ。
都知事選に立候補した目的は、東京の一極集中を解消し、多極分散することで東京と地方のリバランスを図ることだ。
2020年8月に安芸高田市長に就任してから、1期約4年間。
政治再建、財政改革、未来への投資。
この期間にできることはすべてやりきった。
小さな地方の自治体が直面した問題、そこで起こった事象は、今後間違いなく日本全体の問題として降りかかってくる。
加速度的に人口減少と少子高齢化が進行していく日本が向かうべき方向性を、安芸高田市長時代の実例を振り返りながら、本書で少しでも示すことができたらと思う。
そしてあわよくば、1人でも多くの人がこの国の危機と向き合い、行動するきっかけになれば幸いだ。
「新」新しい時代のまちづくり
「コンパクトシティ」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
住居・交通・公共サービス・商業施設などの生活機能をコンパクトに集約し、効率化した都市のことをいう。
人口減少、高齢化が進む日本では、地方自治体が生き残るために重要なキーワードとなっている。
端的に言うと、人口密度を上げるという考え方だ。
ここで言う「人口密度」というのは、居住エリアの人口密度を上げるという意味だ。