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【神の数学】

インフォメーション

題名 神の数学
著者 ジェームス・スキナー
出版社 フローラル出版
出版日 2023年4月
価格 1,980円

人間の意識とは何か。死とは何か。
この一冊は、多くの人の苦しみを解き、幸福へと導くヒントを提供しています。
科学だけでは解決できることは限られています。
幸せに生きるためには、精神世界と宗教の両方も必要。
累計400万部の発行実績を誇る著者初の精神世界について記す記念碑的一冊です。

精神世界や宗教が、人間社会にとって欠かせない ものであることを確信するに至ったのは、科学だけ解決できることは限られていると知ってからだった。
自分の人生・意義、死についてなど深く考える必要のある哲学的な問いに、科学は沈黙する。
科学・工学・数学・理論などの客観的な道具箱と、宗教・神話・芸術・感性の主観的な道具箱は、両方使わなければ問の答えは得られない。
しかし、現代の多くの人々は、どちらか片方しか使えていない。
そのために多くの人が悩み、苦しみ、人生に意義を見つけられなく、生き方に迷い、幸せを感じられない。

本書にはそんな人々の苦しみを解き、幸福へと導かれるヒントがあります。

引用:フローラル出版

ポイント

  • 人間には、2つの道具箱が必要なのだ。客観的な道具箱と主観的な道具箱である。

  • 強制と罪悪感、暴力と責任感は、悪魔が世界に憎しみをもたらすために使っている道具なのだ。

  • 「神の数学」ではプラスが可能になるのだ。マイナスは入り込む隙間がないのである。

サマリー

はじめに

苦しみを解き、幸福へと導かれるヒントがある。

経営コンサルタントとして、長くビジネスの世界で生きてきた。

本書は、精神の世界について私が初めて記す一冊である。

人間の意識とは何か、ということを考えれば、自分たちがいかに小さな世界にとじこめられているのかに気づくことができる。

記憶の罠というものの存在を知ることができれば、人生には途方もないポテンシャルが広がっていることがわかる。

人生は旅ではなく、人生を誰が動かしているのかもわかる。

生きていく上で、最も大事なことは何か。

成功者とそうでない人の違いも、だ。

そしてビジネスにおいて、さまざまな課題を解決するため、ありとあらゆるものに目を向けているうち、精神の世界や宗教が、人間の社会にとって欠かせないものであることを確信するに至った。

理由はシンプルである。

化学だけで解決できることは限られるからだ。

化学では、どうしても答えられないことがあるのである。

人間には、2つの道具箱が必要なのだ。

客観的な道具箱主観的な道具箱である。

客観的な道具箱とは、化学、工学、数学、理論などでできあがっている。

一方、主観的な道具箱は、宗教、神話、芸術、感性などでできあがっている。

両方の道具箱を使わなければならないのだ。

主観的な道具箱とは何か。

宗教はいかなるもので、人間に何をもたらしているのか。

本書では、苦しみを解き、幸福へと導かれるヒントを記した。

多くの人に、知ってほしいことがある。

記憶の罠から脱出する

私たちは記憶によって生活の中に持続性、継続性を作り出し、その持続性、継続性に実はしがみついているだけだ。

したがって、私たちが人生を大きく変えようと思うなら、この継続性を大きく断ち切る必要がある。

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© 音声: VOICEVOX 青山龍星(男性)、VOICEVOX NEO(女性)
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この要約の著者

大学で日本文学を専攻。
卒業後、大手人材派遣会社で独立行政法人の就業サポート業務に従事。
育児中、ベビーマッサージインストラクター、食生活指導士等の資格を取得し、教育系メディアにてwebライターに。
2023年、サマリーオンラインに参画。累計100記事以上の要約記事を制作。
人生に新しい彩りを与える「本」とのコネクト役になれたら嬉しいです。

好きな本
『落梅集(島崎藤村/日本近代文学館)』
『ロラン=マルヴィーダ往復書簡(南大路振一訳/みすず書房)』
『好奇心を天職に変える空想教室(植松努著/サンクチュアリ出版)』

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