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【野菜は最強のインベストメントである】

インフォメーション

題名 野菜は最強のインベストメントである
著者 岩崎 真宏
出版社 フローラル出版
出版日 2023年3月
価格 1,595円(税込)

 

野菜不足の人?
そう、全人類が必要な「野菜」の摂りかたと、なぜ必要かがわかり、無性に野菜が食べたくなる一冊です。

富のすべてはあなたの体と脳が生み出す。その体と脳を作るのが野菜投資である!

昨今の日本は、さまざまな問題に悩まされています。いじめ・自殺・少子高齢化そしてコロナに経済停滞……。これらの社会問題はメディアで頻繁に見かけることと思いますが、その裏で着実に未来をむしばむ深刻な社会問題があります。
それは野菜不足問題。

野菜不足と言われても、そこに深刻さを見出す人は少ないでしょう。まさにこの問題の深刻さはここにあります。
野菜を食べることは大事。これは誰しもが知っていると思います。しかし知っているつもりで、その価値の大きさに気づけていないのが現状であり、その結果表にはあまり上がってこないものの、裏でメキメキと育つ社会問題にまで発展してしまいました。

野菜不足が招く悪は、一人の人間の不健康だけには留まりません。
一人の不健康が周りの健康に影響し、地域の健康に影響し、日本そして世界の健康に影響します。本書にも書かれていますが、健康が伝染していくのは紛れもない事実であり、さまざまな研究によってそれは証明されています。
本書では野菜を食べ続ける生活のことを「野菜投資」と謳っていますが、この投資のリターンは自分一人の健康だけではなく、世界の社会問題の解決に繋がるのです。野菜にはそれだけの可能性が秘められています。

野菜をあまり食べないと自覚がある人もきっとたくさんいると思いますし、その理由はその人それぞれあるかと思いますが、野菜投資はお金、幸せ、自由、すべてのリターンを運んできてくれます。

本書を読んだら、ちょっと野菜に詳しくなった気がしてきて、ちょっとスーパーが楽しくなってきて、ちょっと料理が楽しくなって、ぐーんと食事が美味しく彩られます。その時点で「野菜投資をしてよかった」と感じていただけるとは思いますが、野菜投資の真の力は、むしろそこから発揮されていきます。一回の食事が楽しくなり、その日が幸せな日になり、次の日が楽しみになり、明日が待ち遠しくなり、安定した心の状態と体の状態を創り上げる。これがあれば周りの人にしっかりと愛と幸せを提供できます。そしてそれがまたさらに広がっていくわけです。
悩みがある、不安がある、体が弱い、精神を鍛えたい……どんな人のためにもなる書籍です。ぜひお手にとって一度読んでみてください。

さあ、野菜を食べましょう!

引用:フローラル出版

ポイント

  • 「野菜投資」とは、野菜を買って食べるということだ。
    体という資本を向上させることで、さらなるパフォーマンスの向上、精神の成熟を手に入れることができる。

  • 投資には、長期、積立、分散という三原則がある。
    野菜に当てはめれば、「長期」とは長期的に野菜を食べるということ。「積立」とは、野菜から栄養素を取り入れて効果を積み立てていくこと。「分散」とは、さまざまな種類の野菜を摂取して、摂れる栄養素を分散させようということである。

  • 野菜投資の質を上げるためには産地を意識し、買うときには鮮度と旬にこだわる。

サマリー

野菜は最強の投資である

「野菜投資」とは、すなわち野菜を買って食べるということだ。

「体が資本」というのは、世の中にある数少ない真理の1つだろう。

野菜投資は、体への投資、すなわち「資本への投資」だ。

野菜に投資し、体という資本を向上させる。

これを続けることで、さらなるパフォーマンスの向上、精神の成熟を手に入れることができる。

そして、野菜に投資すればお金が増える。

野菜を食べれば健康になるので、長期の視野で考えれば、働ける期間が伸びる。

年収500万円だとしたら、働く期間が1年伸びれば、500万円のリターンになる。

今27歳だとしたら、60歳から回収できるとして、月1万の投資で年間12万。

33年×12万=396万円の投資で、働ける期間が3年伸びれば1500万円のリターンになる。

野菜投資の三原則

投資には、長期、積立、分散という三原則がある。

野菜に当てはめれば、「長期」とは長期的に野菜を食べるということ。

「積立」とは、野菜から栄養素を取り入れて効果を積み立てていくこと。

「分散」とは、さまざまな種類の野菜を摂取して、摂れる栄養素を分散させようということである。

三原則① 長期の極意 ~続けることの威力

野菜の栄養素が実感に変わるまでにはタイムラグがある。

まずは42日間続けよう。

42日は、科学的にも信用されている数字である。

例えば、ダイエットや栄養の研究では、最低6週間、つまり42日間の結果を見る。

また、42日間続けられれば、その生活にも慣れてくるので、野菜を食べることが日常へと変わってくるだろう。

しかし、いきなり「毎日3食、野菜をたっぷり摂ろう」と張り切っても、すぐに挫折するのがオチだ。

これまでのペースを無理に崩さないこと。

そして「野菜は美味しい」という気持ちがなければ続かない。

そのためには野菜の選び方も知らなければならない。

また、野菜を食べ続けたことでの体の変化に意識を向けることも大切だ。

「なんだか体が軽い」といった変化を能動的に意識してほしい。

三原則② 積立の極意 ~正しい野菜摂取のススメ

野菜のもつ栄養成分を正しくコツコツと摂取し、効果を積み立てよう。

野菜に多く含まれるビタミンC、B群などの水溶性ビタミンは、多く摂りすぎても体外に排出されてしまうので、補給し続ける必要がある。

必要な量と質の野菜をバランスよく、毎日、毎食繰り返すことが、野菜投資の理想像である。

野菜の質的投資

野菜投資の質を上げる基本は、栄養素が豊富な野菜を栄養素を減らさず食べることと、体に有害なものが付着した野菜は選ばないこと。

そのためには産地を意識する。

外国産の場合、輸送中の虫食いなどを防ぐため、収穫後に農薬がかけられている。

日本では禁止されている薬品でも、収穫後であれば食品添加物という扱いで使用されるものもある。

また外国産は、収穫から店頭に並ぶまでに3、4週間かかることもある。

鮮度が下がれば栄養価も落ち、味もイマイチだ。

安いからと言って外国産野菜を買っても、十分な栄養価が得られず、健康への害も懸念され、おまけに美味しくなかったら、野菜が嫌いになる。

少々高くても、鮮度が高く、安心感のある野菜を選び、そこに資金を注入することが「投資」である。

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© 音声: VOICEVOX 青山龍星(男性)、VOICEVOX NEO(女性)
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