【仕事が「ツライ」と思ったら読む本】
インフォメーション
題名 | 仕事が「ツライ」と思ったら読む本 |
著者 | 心屋 仁之助(こころや じんのすけ) |
出版社 | WAVE出版 |
出版日 | 2011年4月 |
価格 | 1,540円(税込) |
仕事で悩めるすべての人に贈る、超人気カウンセラーの「できる性格の作り方」
引用:WAVE出版
ポイント
- 仕事には「技量」や「能力」も大事だろうが、実際に仕事をこなすには、仕事をうまく進められる「性格」がとても重要なのだ。
- 人間は、イヤだと感じたことを今後いっさい感じなくて済むように、それを「キラうプログラム」を自分の中につくってしまう。それは、自分自身をそれに近づけさせまいとするバリアーであり、二度と傷つかなくて済むようにつくったラインともいえる。
- 「イヤーな感情」を起こしてしまう状況には、あなたの心が勝手に感じる「してはいけない」「しなくてはいけない」が隠されている。それを、「してもいい」「しなくてもいい」に変えてしまえば、実はそれが、心のオバケを追っ払う呪文(パスワード)になるのだ。
サマリー
はじめに
僕は、京都や東京でカウンセリングや心理学のセミナーを行っている。
さまざまな悩みを抱えた方が訪れるが、そのひとつに、「仕事ができるようになりたい」という悩みがある。
では、そもそも仕事ができる人とはどんな人だろうか?
仕事には「技量」や「能力」も大事だろうが、実際に仕事をこなすには、仕事をうまく進められる「性格」がとても重要なのだ。
世の中には実際に、仕事でいい結果を導きやすい「得な性格」の持ち主がいる。
逆に「損な性格」の持ち主はなにかと自分の性格に仕事を妨げられる。
ちょっとしたことにこだわってしまったり、小さなことに感情を動かされてモチベーションを下げたり、できないことに手をだして失敗したり、さらには余計な行動がミスにつながって会社にとっての損失を生んでしまったりもする。
この本は、そのような「仕事で損する性格」を変えたり、なくしたりすることがテーマだ。
この「損な性格」の原因は、とっても簡単に説明することができる。
あなたが仕事をするときにそんなことばかりしてしまうのは、実は、「心に棲みついたオバケ」のせいなのだ。
そして、そのオバケ退治をすれば「損な性格」はなくなってしまう。
どんなに仕事ができない人でも、オバケ退治の呪文(パスワード)さえ見つければ、仕事上の行動や結果をよりよいものにすることができるのだ。
「ツライ」を引き起こす「自己防衛プログラム」
人間の心は、自分で自分を傷つけないように守り続けている。
何らかの「イヤーな感覚」や「苦手な意識」。
やってはいけないという「心のルール」。
それから遠ざかろうという意識がもとになり人間の性格はつくられていて、その性格があるがゆえに人間の行動は決まってくる。
あなたが仕事上で見せる性格「あなたの仕事性格」もそのような守りの意識から生まれているのだ。