【きんさんぎんさんが丈夫で長生きできたワケ】
インフォメーション
題名 | きんさんぎんさんが丈夫で長生きできたワケ |
著者 | 棚橋千里 / 室生昇 |
出版社 | あけび書房 |
出版日 | 2009年7月 |
価格 | 1,540円(税込) |
ぎんさんの主治医と、ぎんさんを病理解剖した医師がきんさんぎんさんがなぜ「丈夫で」「長生き」できたのか、ぎんさんの体がどれほど若々しかったのかを、分かりやすく記します。そして、ぎんさんの4人の娘さん達のぎんさんの生活ぶりの座談会も実にユーモラス。きんさんぎんさん関連本は数多く出版されていますが、直接接していた医師と家族による出版は初めて。
きんさんぎんさんに限らず、健康長寿の秘訣を両医師が整理します。イラストや写真も満載の一冊! 朝日新聞ほかで紹介、大好評!
引用:あけび書房
ポイント
- 本書は、きんさんぎんさんをいつも診てきた主治医と、ぎんさんのご遺体を病理解剖した病理医による、「きんさんぎんさんが丈夫で長生きできたワケ」を記したものである。
- 「病理解剖」は恐ろしいイメージがある一方で、社会に役立つ大変貴重な行為なのである。
- 私はこれまで、300人以上の病理解剖をしてきたが、ぎんさんの臓器の状態は、とても108歳とは思えないほど若々しいものだった。
サマリー
はじめに
国民的スーパーアイドルであった「きんさんぎんさん」をご存じだろうか。
一世を風靡した双子のおばあちゃんだ。
お二人が生まれたのは、1892年8月1日。
そして、きんさんは2000年1月23日に107歳で、ぎんさんは2001年2月28日に108歳で天寿を全うされた。
本書は、きんさんぎんさんをいつも診てきた主治医と、ぎんさんのご遺体を病理解剖した病理医による、「きんさんぎんさんが丈夫で長生きできたワケ」を記したものである。
ぎんさんは、当院の名誉院長・室生昇医師が往診を担当していた患者だった。
ご自宅での逝去だったが、室生医師が「医学向上のため、解剖させていただけないか」とご家族にお願いしたところ、快諾して下さったのだ。
病理解剖は役立つ?
「病理解剖」は医学的に重要な意義がいくつもある。