【会議・プレゼン・メール・雑談で失敗しない! シンプル・丁寧・効果的なビジネス英会話のコツ96】
インフォメーション
題名 | 会議・プレゼン・メール・雑談で失敗しない! シンプル・丁寧・効果的なビジネス英会話のコツ96 |
著者 | 伊藤 日加 |
出版社 | あさ出版 |
出版日 | 2024年08月 |
価格 | 1,980円(税込) |
グローバルに活躍する人に求められる、ビジネスで成果を上げるための英会話スキル。
コミュニケーションとしての英語力を磨くため、
スピーキング、リスニング、語彙、文法、発音など総合的な習熟を目指す。
多くのビジネスパーソンが、英語で仕事をする際に抱く疑問に明確に応えられるよう、
実践的な例文、応用的な例文とともに〈Biz Tip〉でその背景、ビジネスの心得なども解説。
引用:あさ出版
ポイント
- ビジネス英会話のコツは、「シンプル」「丁寧」「効果的」の3点である。
- 「それなりに英語を勉強してきたのに、ビジネスの現場に出ると全く英語が伝わらない」と悩む人が多くいるが、実はその根底には3つの理由、「正しい英語を話すことにこだわりすぎている」「英語を話すとき自分のイメージを気にしすぎている」「本来の目的を忘れている」がある。
- 「意識が変われば、行動が変わる」と言われるように、マインドの転換を図り、グローバルタレントとして活躍している人は多くいる。
サマリー
グローバルで活躍するために知っておくべきこと
「ビジネス英会話」は日常英会話より簡単でシンプル
ビジネス英会話は、日常英会話よりもはるかに簡単で、圧倒的にシンプルである。
会話の正解がないなか、細かい心の機微を伝え合う日常会話とは違い、ビジネス英会話は、シーンやシチュエーションに応じた定型文で成り立っている。
ある程度の表現パターンさえ覚えてしまえば、全くの英会話初心者でもそのまま使えるし、単語を少し変えるだけで、ビジネス上の会話は問題なくできるようになるのだ。
重要なのは、「日常の会話」と「ビジネスの会話」では、会話のテーマも使う単語も全く違うということ。
両者は別物だということを知っておこう。
そして、ビジネス英会話のコツは、「シンプル」「丁寧」「効果的」の3点である。
まず「シンプル」とは、わかりやすい表現を使うこと。
そもそもビジネス英会話は、「目的ありきのコミュニケーション」である。
「商談をまとめたい」「価格を交渉したい」など、その目的が何であれ、重要なのは「意思と内容」が伝わることなのだ。
次に「丁寧」とは、相手を気遣って話すこと。
ビジネスの場では、相手の立場に立って考えることが不可欠である。
コミュニケーションを円滑にし、より良い人間関係を構築するために、相手に対する気遣いを意識した話し方を常に心がけることが大切だ。
最後に「効果的」とは、「結果を出す」ことを意識して話すことである。
ここで言う結果とは、「営業成績を上げる」「顧客を増やす」といった中長期的な成果ではなく、次の展開に繋がる、何らかのきっかけやチャンスに結びつけることを意味する。