【それ、捨ててみよう しんどい自分を変える「手放す」仕事術】
インフォメーション
題名 | それ、捨ててみよう しんどい自分を変える「手放す」仕事術 |
著者 | 伊庭 正康 |
出版社 | WAVE出版 |
出版日 | 2023年6月20日 |
価格 | 1,650円(税込) |
ムダなことを捨てたら、時間も成果も手に入る!
●上司や取引先の人に言われたひと言を引きずり、ずっと考えてしまう。
●こだわりを持って仕事をしていたらなかなか終わらず、いつも残業。
●「考えても仕方がない」と頭ではわかっていることなのに、やめられない。
●真面目に頑張っているわりに成果が上がらないし、評価されない。
「なんでだろう?」「どうしたらいいのだろう?」
あなたにも、思い当たる節がありませんか。
一生懸命頑張っているのに成果が出ないのは、間違った努力をしているから。
もちろん真面目に頑張ることは大事ですが、何でもかんでもむやみに頑張るのは、効率的ではないし、結果的にムダです。
必要なのは、「成果が出ないことを手放す」こと。
結果が出ないこと、結果に影響しないことを潔く捨てれば、心も体も楽になり、自分の時間も増え、成果も手に入れることができます。
本書は、『そう言われても、いったい何を「捨て」たらいいのかわからない……』という方たちのために、
捨てるべきことと、やったほうがいいことを具体的にわかりやすく解説します。
できそうなところから読んでみましょう。
ページをめくるたびに、あなたが「捨てるべきこと」がわかり、同時に「やるべきこと」がみえてくるはずです!
引用:WAVE出版
ポイント
- 結果がでない行動はさっさと手放し、やるべきことを絞ることが重要だ。
- 感情の落ち込みから速く回復するには、ものごとの視点を1つでなく、3つ、4つと解釈を考えるものだ。落ち込み続ける人は、ひとつの考えにとらわれがちだからだ。
- 遠慮してNOと言えないなら、「配慮して伝えよう」との考え方である「DESC法」を使うとよい。
サマリー
はじめに
著者は現在、リーダー研修や営業研修、コーチングなどの講師として、年間200回以上登壇をしているが、前職では営業を担当していた。
営業の最初の頃は、とにかくがむしゃらに頑張り、残業の常連で、仕事に追われていた。
その結果、体が悲鳴をあげはじめ、上司に「残業は自己満足でしかない。やることを減らした方が成果が出るぞ」と言われたのだ。
これまでの自分の行動を思い返すと、いつもバタバタしている理由が見えてきた。
・「ムダかもしれない」と思うことも頑張る
・お客さまから頼まれた仕事を断れず、仕事を抱え込む
・何がポイントかわからず、あれもこれも手を出す
つまり、自分で余計な仕事を増やしていたのだ。
そこで、これらを思い切って捨てることにした。
・ムダなことは頑張らない
・シゴトは抱え込まない。優先順位をつけて、すぐやらなくていいことはやらない
・ポイント以外のことはやらない
その結果、残業もすることなく、トップセールスとして表彰されるようになった。
残業の常連から表彰の常連に、大きく好転した。
ムダなことを捨てたら、時間も成果も手に入れることができたのだ。
本書では、ムダはできるだけ削ぎ落し、やることはシンプルにする方法を紹介する。
ページをめくるたびに、「捨てるべきこと」がわかり、同時に「やるべきこと」が見えてくるだろう。
そして、「しんどい」と思うことがなくなるだろう。
ぜひその効果を実感してもらいたい。