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【学校に行けない子どもの気持ちがわかる本】

インフォメーション

題名 学校に行けない子どもの気持ちがわかる本
著者 今野 陽悦
出版社 WAVE出版
出版日 2023年3月
価格 1,650円(税込)

「子どもが何を考えているのかわからない」と、
絶望的な気持ちになっていませんか?

「不登校になったのは私のせい」
そうやって自分を責めてはいませんか?

不登校の悩みは時代によって変わってきています。
以前は「学校へ行くのは当たり前で、そうしないと社会に出ていくときに困る」という印象だったものが、
今は「無理して学校に行かせなくていい」という声が多くなってきました。
とはいえ、「学校に行かせなくてもいい=悩みがなくなる」わけではないでしょう。

「復学どころか、親子のコミュニケーションさえもできなくなってしまった」
「ゲームばかりしていて、将来についてどう考えているのかわからない」
「こうなってしまったのは私の育て方が悪かったせいだ」

こんな悩みを抱く親御さんのために、
実際に不登校・引きこもりを経験したカウンセラーの先生が、
子どもの立場に寄り添った解決の方法を教えます。

親の心を落ち着かせるワークや、子どもの心に寄り添う5ステップなど、具体的な方法が満載です。

不登校で苦しんでいるのは子ども自身。
「ありのままの自分を受け容れてほしい」
このような願いと葛藤の中で自分の居場所を探しています。

自分のありのままを、子どものありのままを受け容れられるようになる1冊。

引用:WAVE出版

ポイント

  • どの人にも共通して言えるのは、「うちの子が不登校になったのは、自分の育て方が悪かったから」などと否定的な気持ちでいることだ。他人の目を気にして自分を責め、思い込みにとらわれている状態から、まずは、親自身の気持ちを落ち着かせよう。

  • 親御さんに「心のモヤモヤを整理する7つの質問」を用意した。今の自分が「自己受容できているのか・できていないのか」について気づくことから始めてみよう。

  • 不登校の子どもには、何かしらの原因がある。どんな原因が隠れていても、その子自身に大きな悩みや葛藤があるのは共通することであり、多くの子どもがその思いを抱えている。

サマリー

あなたは悪くない

「不登校」が悩みの全てだろうか?

以前は「学校へ行くのが当たり前で、そうしないと社会に出るとき困る」などといった考えが多かった。

だが今は、「学校はムリして行かなくてもいい」という声が増え、「学校へ行けなくても、こんなに素晴らしい人生を歩んだ」というような体験が、テレビや動画、SNSなどで多数見ることができる。

とはいえ、親御さんの不安がなくなるわけではないだろう。

どの人にも共通して言えるのは、「うちの子が不登校になったのは、自分の育て方が悪かったから」などと否定的な気持ちでいることだ。

他人の目を気にして自分を責め、思い込みにとらわれている状態から、まずは、親自身の気持ちを落ち着かせることが大切である。

そのためには、お子さんの状態、まわりの意見など、あらゆることに対して「いい」「悪い」と判断せず、ありのままを受け容れる気持ちになることがポイントになる。

これを「自己受容」といい、ありのままの自己を受け容れようとすることである。

しかしこれは、無理に前向きになろうとするのではなく、自分の素直な気持ちに気づくだけでもいいのだ。

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