【誰もが幸せに成長できる 心理的安全性の高め方】
インフォメーション
題名 | 誰もが幸せに成長できる 心理的安全性の高め方 |
著者 | 松村 亜里 |
出版社 | WAVE出版 |
出版日 | 2022年3月 |
価格 | ¥1,760(税込) |
Google社が生産性の向上に役立つ概念として打ち出し、たちまち注目の言葉となった「心理的安全性」。心理的安全性が高い状況とは、他の人の反応に対して怖さや恥ずかしさを感じることなく、自分を包み隠さないで自然体で活動していける状態の度合いを指します。
NY在住の気鋭の心理学者が、組織の分野だけでなく、チーム、グループ、サロン、仲間同士、ちょっとした人間関係に使えるようにまとめた1冊。「怒られたくない」「失敗したくない」「嫌われたくない」という防御や恐れが前向きな気持ちに変わり、心地よいチームをつくり、目的を達成できるつながりになる。
不安や無関心で悩んできた人やチームがたちまち活性化する! ビジネスシーンにとどまらず一般社会のコミュニティや人間関係まで使える初めての1冊!
引用:WAVE出版
ポイント
- 「心理的安全性がある」とは、メンバーの挑戦や失敗を温かく見守ってくれる環境であることを言う。そこからは挑戦も生まれる。
- 「心理的安全性」は、「コンフォートゾーン」に留まるためのものではない。
- 心理的安全性の花を咲かせ、行動していくための要素は、関係性、自己効力感、自律性、目的と意味、多様性、強みの6つである。
サマリー
心理的安全性ってなんだろう?
心理的安全性とは
「心理的安全性がある」とは、メンバーの挑戦や失敗を温かく見守ってくれる環境であることを言う。
つまり、「チームの1人ひとりが安心して自分のままでいられ、意見のいいやすい、よい関係であること」。
そこからは挑戦も生まれる。
組織にありがちな「失敗すると責められる」、「やりたいことがあっても言えない」という状況では、人は挑戦できない。
そういった環境では、生産性が上がらず、イノベーションも起こらない。
心理的安全性は、勇気のため
「心理的安全性」は、仕事をそれなりにこなし、周囲とも同程度で、個人的には安心していられる「コンフォートゾーン」に留まるためのものではない。
コンフォートゾーンには、成長も、仕事のやりがいからくる幸せもない。
今いるところから一歩踏み出して挑戦する「ラーニングゾーン」に入っていくことで、人は成長する。
心理的安全性は、その勇気を出すためにあるものである。
心理的安全性の花を咲かせ、行動していくための要素は、関係性、自己効力感、自律性、目的と意味、多様性、強みの6つである。