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【「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本】

インフォメーション

題名 「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本
著者 小田桐 あさぎ(おだぎり あさぎ)
出版社 WAVE出版
出版日 2020年5月
価格 1,650円(税込)

女性としてちゃんとしなきゃ、母親としてちゃんとしなきゃ、娘としてちゃんとしなきゃ、と
“頑張る教”“ちゃんとしなきゃ教”にかかっている多くの女性を救う本。

頑張りすぎる女性に、タブーを持たないあさぎさんが、
例えばお風呂に入らない、洗濯しないなど…
「え!それでいいの?」と思うことを、納得の理由で解いていく。

一作目で独自の恋愛・家庭・仕事論を展開し、発売約5か月で4刷り、と好評な著者がさらに女性の生活に踏み込み、
「タブーや倫理観」をすっ飛ばします。

かつては…
身の丈にあう幸せはこの程度だと思い込み、
唯一の夢は「せめて人並みにちゃんとすること」。
それができない自分を責め、
「きっとこんな努力じゃ足りないんだ!」って思ってました。

……という著者が、自分をすり減らさなくても、欲しいもの以上が手に入る生き方をレクチャー!

引用:WAVE出版

ポイント

  • 私の人生を大転換させた秘密は、たった1つ。それは「ちゃんとする」ことをやめたことだ。

  • 結局のところ、職場の人間関係にイライラしたりモヤモヤする原因は、自分自身に「ちゃんとしなきゃ」という色々なルールを課しているからだ。つまり、相手の問題ではなく、自分の問題である。

  • 母であり妻である自分が、無理をせずに常に笑顔でいられること。それは自分が考えている以上に家族全員への幸せへつながる。

サマリー

はじめに

私が人生の中で一番「ちゃんと」していたのは、27歳の頃。

でもこの頃が、人生で一番、報われない日々だった。

待遇への文句も言わず真面目に働いているのに、職場ではまったく評価されない。

必死に婚活し、自分が結婚相手として悪くないことを目一杯アピールしているのに、全くモテない。

たくさん我慢と節約をして一生懸命やりくりしているのに、なぜか常にお金に困っている。

もっとやりたいことはたくさんあるはずなのに、時間だけがどんどん過ぎていく。

それでも、「きっとこんな努力じゃ、まだまだ足りないんだ!」と思い、もっともっと「ちゃんと」すべく、必死で頑張った。

でも結局、何一つ報われることはなく…。

仕事でも、婚活でも、報われない出来事が立て続けに起きたとき、こう思った。

「もう、どうにでもなーれ」と。

そしてこの先は、もう人生を諦めて生きていこうと思った。

ちゃんとすることを諦め、未来のことを考えるのはやめ、その時にやりたいことや楽しいことを、欲望のおもむくままにする。

そんな刹那的な日々を送るようになったのだ。

その結果、気づいたら数年で、こんな日々を楽しめるようになり、欲しかった以上のものが「全て」手に入ってしまったのだ。

私の人生を大転換させた秘密は、たった1つ。

それは「ちゃんとする」ことをやめたことだ。

仕事編~「ちゃんと」をやめたら評価アップ

仕事においての「ちゃん卒」ポイント

まずは仕事においての「ちゃんと」をやめるポイントは、これに尽きる。

「自分の好きな仕事だけをして、苦手な仕事は全て手放す」

苦手な仕事は、人に振るなり断るなり休むなり転職するなりして、どんどん手放すのだ。

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