【億トレーダースキャトレふうたのＦＸバイブル】

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はじめに

友人にFXを勧められたのがきっかけで、FXトレードを始めた。

リアルトレードを始めてから数か月間は順調に勝てるようになったが、負け始めるとどうやって勝っていたのか分からなくなり、もう一度、一から勉強しなおすことにした。

基礎を勉強しなおしたことで、土台のようなものができ、そこから基礎を重要視しながらトレードをしていると、意外と勝ちやすいことがわかった。

１年目以降からは、さらにいろいろなテクニカル分析を身につけて進化し、会社の給料以上に勝てるようになった。

トレードは勉強がとても大切だ。

勉強や努力をしないで結果が出るほど世の中は甘くない。

トレードの勉強は、最初は難しく感じるかもしれないが、FXは覚えることがそれほど多くないので、リアルチャートを見て何度も本書を読み直していくと徐々に理解できるようになってくるはずだ。

本書は初心者の方にもわかりやすいように、できるだけ文章を省き、図や箇条書きで解説している。

焦らずに毎日コツコツ頑張っていけば扉が必ず開かれるのだ。

「平均足」

ふうた平均足とは？

FXで安定して利益を上げていくには、どうすればいいか？

いろいろな方法を試していく中でたどり着いたのが平均足を使ったトレード法だ。

トレンドとは、一定の期間同じ方向へ値動きが継続する傾向のことだが、平均足はそのトレンドの流れを確認するうえで、最も基本的なテクニカルチャートの1つである。

トレードを始めて気づくのが今どちらにトレンドが向かっているのかわからないということで、それを補ってくれるのが「平均足」なのだ。

平均足とは、ローソク足をトレンドの流れがわかりやすいように表示方法を変えたチャート分析方法の1つだ。

著者オリジナルの「ふうた平均足」とは、通常の平均足に改良を加え、トレンドがわかりやすく、エントリーや決済ポイントまでをわかりやすくした平均足である。

本書では、カラーの図を用いて、エントリーや決済が上手くなるようにレクチャーしていく。

チャートをわかりやすくするだけで、誰でも勝てそうな気がしてくるはずだ。

平均足の「色変わり」でエントリーを判断！

エントリーするタイミングは

・平均足が陽線（青）になったらロング

・平均足が陰線（赤）になったらショート

が基本となる。

「ロング」とは「買う」ことをいい、「ショート」とは「売る」ことをいう。

相場はなかなか上がらないのに対し、下がるときはすぐに下がることが多いことからこのように呼ばれるようになったそうだ。

なぜ色変わりでエントリーするのかというと、

・平均足が陽線になると「買いが優勢」

・平均足が陰線になると「売りが優勢」

にある状況だからだ。

売りが優勢のときにロングしても、そのあと下がっていく可能性が高いので、ロングするなら「買いが優勢」になったとき、つまり平均足が陽線になったときを狙うのだ。

私のトレードは、平均足のこの基本的な特徴を活かしてエントリーや決済を考えていく。

色が変わった時にエントリーするかどうかは、相場分析と合わせて考えることで、精度があがる。

為替相場は、ひとたびトレンドが発生すると、トレンドがしばらく継続しやすいという特徴がある。

トレンドの発生や継続を平均足で見抜くことができれば、その流れに乗ってトレードすれば勝ちやすいというわけだ。

「環境認識」

相場の状況を把握する「環境認識」とは？

環境認識とは、現在の相場（環境）がどのような状況下かを把握（確認）することを言う。

環境認識を行うことで、売買の判断がしやすくなるのだ。

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