【売上を2倍にする 指示なしで動くチームの作り方】

インフォメーション
題名 | 売上を2倍にする 指示なしで動くチームの作り方 |
著者 | 吉野 創 |
出版社 | ぱる出版 |
出版日 | 2022年3月 |
価格 | 1,540円(税込) |
メンバーのやる気が上がる! あなたの評価が上がる! 会社の業績が上がる!
会社から厳しい目標が課せられるなか、思い通りに動いてくれない部下に困っていませんか?
実は、部下が自発的に動き出す秘訣は、3タイプ別の接し方だったのです――
本書では、部下を「お金が大事」「自分の時間が大事」「キャリアが大事」の3つのタイプに分け、タイプ別に接し方を解説。
たとえば…
▶お金が大事な部下には「あの案件が取れたらボーナスが出るぞ」
▶時間が大事な部下には「営業先からそのまま直帰していいぞ」
▶キャリアが大事な部下には「今度のプロジェクトは君にやって欲しい」
指示・管理なしで自発的に動くチームにするため、今日からさっそく本書のノウハウを実践してみましょう。
理想のチーム作りに効果テキメンの1冊です。
引用:ぱる出版
ポイント
- 指示命令だけで部下が動くことはまずない。人間は、自分が動きたいと思ってはじめて動くものだからだ。上司はまず、部下を思う通りに「動かそう」という発想を変えていく必要がある。
- 部下の「働く目的」は、「お金」「時間」「キャリア」の3つに分かれる。まずこの3タイプに分けて部下を見て、「その先に何を実現したいのか」を考えること。
- 「指示なしで動くチーム」にするためには、社員がやる気になって「自発的」に取り組む状態にし、それが「継続」することが大切。そのために、「自発」「楽しい」「価値」「感謝」「報酬」の5つのステップを認識して欲しい。
サマリー
部下はそもそも働かない
指示命令で結果は出ない
組織やチームを預かる身としては、部下にはなるべく効率良く、生産性高く働いてもらいたい。
しかし、指示命令だけで部下が動くことはまずない。
人間は、自分が動きたいと思ってはじめて動くものだからだ。
上司はまず、部下を思い通りに「動かそう」という発想を変えていく必要がある。
「働く目的」は3タイプ
「働く目的」とは、「働くことで得たいもの」である。
私は、部下の「働く目的」は、「お金」「時間」「キャリア」の3つに分かれると考えている。
部下のことをよく知ろうと思うなら、まずこの3タイプに分けて部下を見て、「その先に何を実現したいのか」を考えること。
・お金を得ることで、自分や誰かを幸せにしたい
・時間を使って、自分や誰かを幸せにしたい
など、その先にあるものを理解する努力をし、「共感」する。
すると、部下を応援するポイントがずれない上司になっていき、部下との対話の質が高まるはずだ。
「指示なしで動くチーム」にするためには、社員がやる気になって「自発的」に取り組む状態にし、それが「継続」することが大切。
そのために、「自発」「楽しい」「価値」「感謝」「報酬」の5つのステップを認識して欲しい。
「楽しい」という感覚が得られることが非常に重要で、そのためには「働く目的」が満たされることが大切な要素である。