【うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと】
インフォメーション
題名 | うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと |
著者 | デラさん |
出版社 | サンクチュアリ出版 |
出版日 | 2022年11月8日 |
価格 | 1,430円(税込) |
◎うつ当事者による、うつ当事者のための人気連載が書籍化
現在もうつ闘病中のデラさんが、うつの「底」から抜けるためにやったすべてのことを紹介。うつ病はなかなか治らない。だからこそ自分の欠陥を受け入れ、それでもうまいことハックすればどうにか生きていける……というリアルな体験談です。
うつに悩む人の他、予備軍で今なら逆戻り可能な人、うつの周りの人にも役立つ内容。
引用:サンクチュアリ出版
ポイント
- 大切なのは「前の自分に戻る」ことではなく、「新しい自分をつくり上げていく」ことにある。
- 回復を目指すには「何をやるか」よりも「何をやらないか」のほうが大切。
- ミスをしてはいけない仕事は120%でやり、誰がやっても大差ない仕事はフルパワーではやらない。
サマリー
はじめに
この本は、うつに悩む人に向けて、うつの当事者(ボク)が書いた。
紹介するのは、あくまでボクの一例である。うつの“底”からちょっと抜けた人、うつ病予備軍で今なら逆戻り可能な人に読んでもらうと、少し上向くためのちょっとしたヒントが得られるのではないかと思う。
マインド偏
ボクは5回もうつ病を再発し、自分が考えるべきことが見えてきた。それは「どうすれば今の自分が生きやすいか」ということ。
うつ病は、「脳が壊れた、パンクした」というのが、当事者であるボクの定義である。そう考えると、治すための考え方は、「脳のダメージを回復させること」「脳を疲れさせないこと」である。疲労より回復が上回るよう「消耗しないこと」を最優先に考える。
早く元に戻らなければと焦ると、うつ病は再発してしまう。大切なのは「前の自分に戻る」ことではなく、「新しい自分をつくり上げていく」ことにある。
プライドや欲は、自らをがんじがらめにする。消耗エネルギーを減らすコツは、自分を操作せず、自分がどう思っているのかを大事にすること。