【60歳を過ぎたらやってはいけない資産運用】
インフォメーション
題名 | 60歳を過ぎたらやってはいけない資産運用 |
著者 | 西崎努 |
出版社 | アスコム |
出版日 | 2022年11月30日 |
価格 | 1,650円(税込) |
金融機関に相談する前に、必ず呼んでください!
「本当にこれでいいのか」「そんなにうまい話があるのか」
疑問や不安を感じたことはありませんか?
銀行や証券会社のおすすめ商品には裏がある。
大手証券会社出身の著者が、要注意の金融商品・金融サービスを徹底解説!
【シニアにとって金融商品の9割はムダ】0
・金融機関が売りたい商品と、あなたに必要な商品は違う
・金融取引トラブルはほとんどシニアがらみ
【やってはいけない資産運用はこれ】
・割高な投資信託の詰め合わせ「ファンドラップ」
・相場の変動で大損する人が続々「EB債」
・買ったときがピークであとは落ち目「テーマ型投資信託」
・高い金利が大きな落とし穴「新興国通貨建て債券」
・消費者センターへの相談が増える「変額年金保険・外貨建て生命保険」
・仕組みがわかりにくく超ハイリスク「レバレッジ型ETF・インバース型ETF」
・元本が削り取られる「毎月分配型投資信託」
・割高商品の抱き合わせ商法「金利優遇キャンペーン」
【シニア世代の正しい資産運用】
・儲けることよりも、減らさないことが大事
・基本は債券で十分
・年齢とともに運用は数を減らしてシンプルに
引用:アスコム
ポイント
- 60代の運用状況をチェックすると、「やってはいけない資産運用」になっているケースが驚くほどたくさんある。
- シニア世代の投資をめぐってトラブルが多い3つの理由。
- シニア世代や初心者が警戒すべき金融商品の見抜き方について、3つのポイント。
サマリー
はじめに~資産運用の大きな分かれ道は60歳~
60歳というと、かつては高齢者のイメージだったかもしれないが、今は違う。
今は50〜70代の活動的なシニア世代が多く、80歳以降でも元気な人が多い。
しかし、今後20年、30年と暮らしていくうえで、気がかりなのが健康、そしてお金だ。
平均寿命だけでなく、健康寿命も延びるということは、その分必要なお金も増えることになる。
60歳を過ぎる頃には、退職金や相続財産など、まとまった資産を持っている人が少なくない。
一方で定期的な収入は減り、年金が中心となる。また、手元にある資産をどうしていけば安心して暮らしていけるか、悩んでいる人が多い。
60代の運用状況をチェックすると、「やってはいけない資産運用」になっているケースが驚くほどたくさんある。
無駄にリスクが高くなっていたり、払わなくていい高いコストを払い続けていたり、ときには大きく損をする危険性さえある投資をしていたりするのだ。