【80歳でも脳が老化しない人がやっていること】
インフォメーション
題名 | 80歳でも脳が老化しない人がやっていること |
著者 | 西 剛志 |
出版社 | アスコム |
出版日 | 2022年8月 |
価格 | 1,540円(税込) |
いくつになっても脳が若いままの人と、老化が進んでいく人の差はどこにあるのか?
脳科学者が伝えたい「老人脳」にならないための方法
「スーパーのレジ待ちの列に割り込む老人」
「人目をはばからず、店員に怒鳴り散らす老人」
そんな迷惑老人たちが目についてしまう昨今……
なぜ、彼らは自省できないのか。
それは脳の老化、老人脳であることが原因です。
脳の老化は、30代からはじまりますが、
実は高齢になっても伸びていく機能もあることがわかっています。
脳科学的には、加齢=老化ではないのです。
では、なぜ前述のような老人がいるのか。
一方で、アクティブに、幸せなシニアライフを送っている人たちもいます。
70歳のシニアといっても、体の不調もそれほどなく、
まだまだ元気で、知的好奇心も旺盛な方がたくさんいます。
そんなスーパーエイジャー(高齢になっても超人的な認知・身体能力を持つ人)たちの
脳の使い方をひも解き、いつまでも若々しく幸せなシニアライフを送る
きっかけにしてもらう本をお届けします。
引用:アスコム
ポイント
- 脳は30代から萎縮が始まり、60代半ばになると「明らかな萎縮」が起きている。なんの対策もせずにいると、「老人脳」になっていく。
- 趣味の数が多い人ほど認知症を発症しにくく、新しいことをやってみることは脳を活性化させる。また、孤独感は脳の老化を進行させる。
- 人とのコミュニケーションは脳にとってとてもプラスなので、友だちをつくることをおすすめする。同じ要素や似た要素があると、友人になりやすい。
サマリー
「老人脳」
脳は通常、30代から萎縮が始まる。
60代半ばになるとMRI検査の画像を見てすぐわかるくらいの「明らかな萎縮」が起きている。
なんの対策もせずにいると、新しいことをするのが面倒になったり、物忘れが多くなるなどの「老人脳」になっていく。
老人脳にならない人は何をしているのか
人間は社会的動物なので、周りの人たちとつながりを感じると、脳が活性化し、認知機能を高める。
また、「これをしたらいけない」などの制約を自分にかけていない「自由な人」のほうが、老化しにくい。
「新しいことが好きな人」は、歳をとっても認知機能がほとんど落ちていないという調査結果や、生きがいがある人は、脳が萎縮していても認知機能が高いという研究結果もある。