【ゼロから学べる! ファシリテーション超技術】
インフォメーション
題名 | ゼロから学べる! ファシリテーション超技術 |
著者 | 園部浩司 |
出版社 | かんき出版 |
出版日 | 2020年10月 |
価格 | 1,760円(税込) |
・成功するオンライン会議のやり方!
・時間通りに終わる会議!
・決まる会議! をプロファシリテーターが伝えます。
・購読者だけのダウンロード特典アリ!
あなたは会議について、こんなこと思っていませんか?
「オンライン会議の仕方がわからない……」「時間通りに終わらない……」「決まらない……」etc。
この本では、問題解決の仕方、メンバーの意見の引き出し方、合意形成の仕方、上手なオンライン会議の進め方など、生産的な会議のやり方をプロファシリテーターが教えます。いきなり今日、ファシリテーターを任され“はじめて学ぶ方”、また、これまでにファシリを経験したが挫折した、“あらためて学びたい方”に向け、図とわかりやすい文章でお伝えします。実際の現場もわかる実況中継も掲載! ファシリテーションがこれからのビジネスパーソンにとって必須のスキルだと、この1冊で理解できます!
引用:かんき出版
ポイント
- 著者は、次の3つを「良い会議の条件」にしている。時間厳守、決まる・まとまる(アウトプットの質)、参加者の納得度が高い。このうち特に重要なのは、「参加者の納得度」である。
- 会議の目的・ゴールは、アジェンダを作成するときに最初に考える部分であり、参加メンバーの選定、議題の構成などすべての基準となるものだ。ポイントは、曖昧な表現ではなく、「会議で何がしたいのか?」について具体的に書くことだ。
- KJ法は「意見を集める」だけでなく、「すぐさま整理できる」ツールでもあるのだ。しかも、模造紙を使って整理するから「可視化」できる。
サマリー
はじめに
「良い会議」とは一体どんな会議なのかをほとんどの人が知らない。
著者は、次の3つを「良い会議の条件」にしている。
・時間厳守
・決まる・まとまる(アウトプットの質)
・参加者の納得度が高い
特に重要なのは、「参加者の納得度」である。
本書で、ファシリテーション、ファシリテーターの極意を掴めば、自分がその役目を任されたとき、参加者全員が納得できる会議が実現できるはずだ。
ファシリテーションの習得は、著者にとって、仕事だけでなく、人生全般を劇的に変えてくれる力になった。
みなさんにとっても、ファシリテーションを通して社内の活性化を促し、「いい仕事」に直結させてもらえたらうれしい。
問題解決するうえで土台になるスキル
著者は、問題解決をするには、7つのスキルが必要だと思っている。
その7つが「企画力」「プレゼンテーション力」「プロジェクトマネジメント力」「ファシリテーション力」「ロジカルシンキング力」「人格力」「コミュニケーション力」だ。
企画を立てるとき、1人ではなくみんなで相談する。
プレゼンテーション資料を作成するときもメンバーから意見をもらうことで完成する。
企画が通り、プロジェクトがスタートし、成果物を創出する間にも、1つの仕事が終わるまで会議の連続だ。
会議の質が仕事の生産性に直結するといってもいい。
その意味で、仕事をするうえで土台になるスキルがファシリテーション力なのだ。