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【最強の農起業!】

インフォメーション

題名 最強の農起業!
著者 畔柳 茂樹
出版社 かんき出版
出版日 2017年6月
価格 1,650円(税込)

ブルーベリー観光農園で失敗しない農業経営

営業日は年間60日で年収2000万円!
→悠々自適

元デンソー社員が効率化、
生産性から出した結論。

「ラク」「儲かる」「華やか」「モテる」
農業を可能に。

成功の3つの秘訣は、「無人栽培」「 観光農園」「IT集客」

「ブルーベリーファームおかざき」は、営業日は1年のうちわずか60日余りにもかかわらず、年収は2000万円を超えている。
正社員は私以外に誰もいないし、営業期間中のみアルバイトが10名ほど手伝ってくれているに過ぎない。
従って労働時間もかなり短い。〈中略〉斜陽産業の農業でありながら、この生産性の高い農業を可能にしたのは、次の3本の柱によるところが大きい。
それは、「無人栽培」、「観光農園システム」、そしてネットとメディアを活用した「IT集客」。農業では、1人当たり・時間当たりという生産性の発想も乏しく、観光農園というお客様と直接つながれるスタイルは数少ない。さらにネットやメディアを活用したIT集客も著しく立ち遅れているから、私がやっていることは効果が絶大だ。スモール&コンパクトな事業で生産向上を追求していったら、この3つにたどり着いた。―「プロローグ」より

引用:かんき出版

ポイント

  • 若者から見放された斜陽産業の農業にわざわざ好き好んで飛び込んだ私が、年間の営業日60日余りで1万人を集客し、2千万円超を売り上げて、残りの9ヵ月余りを週休5日程度で悠々自適に暮らす。

  • 斜陽産業の農業でありながら、このような生産性の高い農業を可能にしたのは、次の3本の柱によるところが大きい。それは、素人でも可能な「無人栽培」「観光農園システム」、そしてネットとメディアを活用した「IT集客」だ。

  • 農業で家族が安定した生活を送れるようになるには、とにかく儲かる農業経営をしなければならない。儲かる農業に必要なものは、「生産性向上」と「お客様とつながる」ことだ。

サマリー

プロローグ

私は10年前、たった一人で脱サラ起業した農園オーナーだ。

若者から見放された斜陽産業の農業にわざわざ好き好んで飛び込んだ私が、年間の営業日60日余りで1万人を集客し、2千万円超を売り上げて、残りの9ヵ月余りを週休5日程度で悠々自適に暮らす。

およそ従来の農業のイメージとはほど遠い農的暮らし、そんな夢のような生活を実現した。

サラリーマン生活の晩年は、「生活するためには、自分にはいまの生き方しかできない」という自分と「まだ間に合う、会社を飛び出して自分らしく輝きたい」という前向きな自分、この二人の自分の間で気持ちが揺れ動き、葛藤して苦しみ抜いた。

そんな私が「組織に縛られずに輝きたい」との想いが抑えられなくなり、とうとう10年前に、20年間勤めた大企業デンソーの管理職のポジションを手放し、サラリーマン生活に終止符を打った。

一度しかない人生、どうせやるなら大好きなことを仕事・ライフワークにすると覚悟した瞬間、それまで抱えていた不安がウソのようにすべて期待に変わったのだ。

私が大好きで選んだ仕事は農業だ。

自分の理想とする農業を模索する中で、ブルーベリー狩り観光農園「ブルーベリーファームおかざき」の開設を手掛けた。

本書は脱サラして10年目の集大成として執筆した。

脱サラ起業に必ず役立つ気づきや学び、考え方、スキルを詳しくお伝えしていく。

農業以外のどんな業種の起業にも十分役立つように書いたので、脱サラ起業を望んでいる方々に役立ててほしい。

短期間で高収益を可能にした3本の柱

「ブルーベリーファームおかざき」は、営業日は1年のうちわずか60日にもかかわらず、農園だけの売上で2千万円を超えている。

正社員は私以外に誰もいないし、営業期間中のみパートさんが10名ほど手伝ってくれているに過ぎない。

生産性が高いとは、少ない労働時間(インプット)でより多くの売上・付加価値(アウトプット)を生み出すことだ。

この農園は極めて生産性が高い農業だと言える。

斜陽産業の農業でありながら、このような生産性の高い農業を可能にしたのは、次の3本の柱によるところが大きい。

それは、素人でも可能な「無人栽培」「観光農園システム」、そしてネットとメディアを活用した「IT集客」だ。

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