【たった一人の熱狂-仕事と人生に効く51の言葉】

インフォメーション
題名 | たった一人の熱狂-仕事と人生に効く51の言葉 |
著者 | 見城 徹 |
出版社 | 双葉社 |
出版日 | 2015年3月 |
価格 | 1,896 円(税込) |
本書は、トークアプリ755で200万人が熱狂した「見城徹のトーク」を元に大幅に加筆した単著初の書き下ろしです。
「仕事」とは何か、「人生」とは何か。
「圧倒的努力」「圧倒的結果」とはどのレベルを指すのか。
「金」は全てか、「愛」とは何か、「死」とどう向き合うか。
数々の伝説的ベストセラーを生み出してきた見城徹の生きざまを通して、圧倒的結果を出すための仕事論。
ブレずに生き切るための人生論を51の言葉にして収録。
「癒着に染まれ」「一撃必殺のキラーカードをつかめ」「スランプに浸かれ」「野心なんか豚に食われろ」「金が全てだ」など、全てのビジネスマンの心臓に突き刺さる見城徹魂のメッセージ。
引用:Amazon
ポイント
- 「なぜそこまで仕事に熱狂できるのか」とよく聞かれるが、僕の場合、死の虚しさを紛らわせるためなのだ。
- 大きなダメージを負った時、僕は無理して気分を切り替えない。落ち込んだ時は、スランプの原因をごまかさず、徹底的に落ち込むのだ。落ち込んで、落ち込んで、落ち込み抜き、自分と向き合うのである。
- ビジネスにおいて、成功と失敗の分かれ目を測る基準は数字である。何万部本が売れたのか、利益はいくら上がったのか、数字にこだわるからと言って、その人が利益至上主義というわけではない。
サマリー
仕事に熱狂する
なぜ仕事に熱狂するのか
「なぜそこまで仕事に熱狂できるのか」とよく聞かれるが、僕の場合、死の虚しさを紛らわせるためなのだ。
すべての人は、死を背負って生きている。
僕は7〜8歳の頃から「自分はいつか死ぬのだ」とはっきり自覚していた。
その死へ向かって、誰もが一方通行で歩いていく。
人生の終着地点に向かうまでに何度も光り輝く場面もあるが、ゴールには輝きを失った死が待っているのだ。
人生のすべてがゼロに戻ってしまう死は、僕にとってとてつもなく虚しいのである。
生の虚しさを紛らわせる要素は、①仕事②恋愛③友情④家庭⑤お金の五つしかない。
人によっては⑥宗教を加えるかもしれないが、僕は①〜⑤に熱狂しながら虚しさを紛らわす。
とりわけ上位に来るのは①仕事②恋愛③友情の三つだ。
仕事は辛く苦しいが、労働によって社会と世界に新しい価値創造をせず、社会や世界と関わらない生き方のほうが、よっぽど苦しいに決まっている。
スリリングでエキサイティングで、気分がワクワクするような仕事をしていたいのだ。
労働によって、誰も見たことのない価値を創造する。
そんな仕事を常にやっていなければ、僕は気が済まないのである。