【45歳の教科書 戦略的「モードチェンジ」のすすめ】
インフォメーション
題名 | 45歳の教科書 戦略的「モードチェンジ」のすすめ |
著者 | 藤原和博 |
出版社 | 筑摩書房 |
出版日 | 2021年6月14日 |
価格 | 880円(税込) |
「40代半ばの決断」が人生全体の充実度を決める。将来に対する不安と迷いが消え、元気が湧いてくる人生戦略論。巻末に為末大氏との対談を附す。
引用:Amazon
ポイント
- 45歳という年代は自分自身を信じることの危機に直面する。本書が、もう一度、自信、あるいは自己肯定感(セルフエスティーム)を取り戻し、40代の危機からの脱出に役立てることを願う。
- 人生のモードを変えようとするなら、3つほどの有効な方法がある。1つ目は「病気を武器にすること」、2つ目は「海外に出ること」、3つめは「自分の思いや悩み、不安に思うことを書いてみること」だ。
- 信用(クレジット)が大きい分だけ、人生の自由度が高くなり、自分の夢やビジョンが実現しやすくなる。
サマリー
はじめに
本書は、45歳前後の読者に向けて書かれた新しい人生の教科書である。
この年代は、仕事の責任が圧倒的に増し、部下の失敗のカバーもしなければならない。
中間管理職の場合は、なんとなく立場が浮遊して、仕事のできない人になる恐怖もある。
また、家族のためと信じて仕事に打ち込んできたが、パートナーは独自のコミュニティを作り始め、子どもたちの親離れも進んでいく。
世代全体としても、精神疾患の比率が高まり、自殺者や病気での死亡率も高まる。
このように、自分自身を信じることの危機。
金融的な意味ではない、もっと本質的な意味での信用(クレジット)の危機である。
本書が、もう一度、自信、あるいは自己肯定感(セルフエスティーム)を取り戻し、40代の危機からの脱出に役立てることを願う。