【思いつきって、どうしたら『自分の考え』になるの】
インフォメーション
題名 | 「思いつきって、どうしたら『自分の考え』になるの」 |
著者 | 深沢真太郎 |
出版社 | 日本実業出版社 |
出版日 | 2023年9月29日 |
価格 | ¥1,650(税込) |
言いたいことや考えはあるけれど、それをどう伝えたらよいかがわからないと悩むあなたへ。
何となく思っていることや直感的に感じたことを、数学的思考で自分の意見として論理的に表現するスキルを身につける方法をストーリー形式で、やさしく解説します。
引用:日本実業出版社
ポイント
- 「自分の意見が言えない」のは、自分が何となく思っていることや直感的に感じたことを自分の意見として表現するスキル(=「根拠をつくるスキル」)が足りないからだ。
- 「根拠をつくる」とは、「ある主張をし、それを分析し、その主張が正しいと根拠を揃えて説明する学問である「数学」とほぼ同じ行為である。
サマリー
あなたは職場で「自分の意見」を言えていますか?
「自分が言いたいこと」があるのに、どう伝えたらよいかがわからない。
中途半端に何かを言っても、「何で?」「どういうこと?」「根拠は?」と突っ込まれ、それに答えることができず、自分の意見を言うことに躊躇してしまう。
自分の意見が言えないという悩みには、そんなメカニズムがあるように思う。
「自分の意見が言えないこと」の本質は、自分が何となく思っていることや直感的に感じたことを自分の意見として表現するスキルが足りないからだ。
そのスキルとは、「根拠をつくるスキル」である。
自分の意見の内容に対して、自分自身が納得できる根拠がないと、それを実際に意見として言うことにためらいが生じる。
一方、もし根拠があれば、ためらうことなく自信を持って第三者にも意見として言えるのではないだろうか。
つまり、自分の意見が言えない悩みを持つ人が身につけるべきスキルは、たった1つ。
自分自身が納得できる根拠を作るスキルなのだ。