【なぜ、サボる人ほど成果があがるのか?】
インフォメーション
題名 | なぜ、サボる人ほど成果があがるのか? |
著者 | 理央周 |
出版社 | 日本実業出版社 |
出版日 | 2023年3月10日 |
価格 | 1,540円(税込) |
忙しいから自由な時間がないのではなく、自由な時間がないから忙しい! タイパ(時間対成果)の高い人と低い人の行動を徹底比較しながら、効率よく成果を生み出すノウハウを紹介。本書を読めば、時間的・精神的な余裕が生まれ、仕事と人生が充実します。
引用:日本実業出版社
ポイント
- 一見仕事をしていないように見えるけれど、成果につながる自由な時間を「サボる時間」と呼んでいる。
- タイパ(タイムパフォーマンス)を意識して、「作業の時間をできるだけ減らし、価業の時間をより増やすためにどうすればいいか、より集中するためにどうすればいいか?」を検討することが大切なのである。
- サボる時間をつくる秘訣は、タスクの優先順位をうまくつけることだ。仕事以外の予定を先に立ててから、仕事の予定を立てると、時間がうまく使えるようになるものだ。
サマリー
「サボる時間」がないから忙しい
仕事で大切なのは、「成果(あなたの価値)」を生み出すことだ。
その最大の秘訣は、「サボる時間」を確保すること。
「忙しくてサボれない」のではなく、「サボる時間がないから忙しい」のである。
著者が、外資系企業のフィリップモリスで勤めていた時、多くの先輩は机に向かい、まめに会議に出ていた。
しかし、いつも成果を出す先輩は、オフィスをうろつき雑談をしている。
ランチになるといなくなり2,3時間は帰らずに、残業もしない。
その先輩は、「ランチや遊びのついでにターゲットを観察しているんだよ」と教えてくれた。
その時、「成果を出す仕事は常識の外にもあるのだ」と学んだ。
このように、一見仕事をしていないように見えるけれど、成果につながる自由な時間を「サボる時間」と呼んでいる。
著者も「サボる時間」をつくるようになり、おもしろいように成果が出せるようになった。
その経験で培った、最短の時間で、最大の成果を生み出す「タイムパフォーマンス(タイパ、時間対成果)を上げる工夫を、本書で紹介していく。