【説明0秒! 一発OK! 驚異の「紙1枚! 」プレゼン】
インフォメーション
題名 | 説明0秒! 一発OK! 驚異の「紙1枚! 」プレゼン |
著者 | 浅田すぐる |
出版社 | 日本実業出版社 |
出版日 | 2020年4月 |
価格 | 1,980円(税込) |
トヨタで培った経験をベースに、独自に体系化した「紙1枚」資料作成術のノウハウとプレゼン術を大公開。提案・報告・相談といったビジネスシーンで、「資料がまとまらない」「どう伝えれば効果的なのか」といった悩みに即答する一発OKのプレゼンバイブル。
引用:日本実業出版社
ポイント
- 「できるだけ話さなくても伝わる状態を目指す=プレゼンのゴール」だととらえてみてほしいのだ。
- 何よりも大切なことは、時代の流れを踏まえ、「思考整理法」について学び、その実践を通じて「考え抜く力」を磨いていかなければならないということだ。
- いったいどうすれば、「サイレンス・イズ・ゴール」に近づけるようなプレゼンが可能になるのか。それは、「話す」よりも「見せる」に尽きる。
サマリー
「プレゼンが苦手」なら「話さなくてもOK」を目指せばいい!
本書は、他の資料作成本やプレゼン指南本と何が違うのか。
キーワードは「時代性」と「不変性」、そして内容の「希少性」の3つだ。
まず1つ目の「時代性」。
本書は令和の時代に、また2020年代の最初の年に出版される。
変わりゆくビジネスシーンに合わせて、資料作成やプレゼンの考え方、手法等も、アップデートが必要になるはずだ。
こうした環境変化を踏まえて、本書は書かれている。
2つ目は「不変性」だ。
ビジネスコミュニケーションの環境は大きく変化している一方、「変わっていない点」あるいは、「変えてはいけない点」もあるのではないだろうか。
たとえば、「資料作成の本質は、考え抜くこと」である。
資料を作成しながら、その過程で自身の担当業務について「深く考える」ことができる。
「考え抜く力」は、どんな時代になっても必要な「不変の力」である。
「時代」に合わせたカタチで、「不変」の力を高めていくという意味だ。
3つ目は、内容の「希少性」である。
私はプレゼンの本質は、
Silence is Goal.(サイレンス・イズ・ゴール)
だと考えている。
すなわち「できるだけ話さなくても伝わる状態を目指す=プレゼンのゴール」だととらえてみてほしいのだ。
本書のタイトルにある「説明0秒」プレゼンは、類書にはない「希少性」がある。
あなたが、かつての私のようにプレゼンもコミュニケーションも苦手で、「できるだけしゃべらないで仕事を済ませたい」という想いがあれば、本書はきっと、あなたの 「座右の書」の1つになるだろう。
「紙1枚」思考整理法
2020年代に「紙1枚」思考整理法を学ぶ理由
ビジネスコミュニケーションのデジタル完結化が進むことで、「資料作成」ニーズは減っていく。
その結果、従来であれば資料作成を通じて行えていた、仕事について「考え抜く機会」が奪われていくのだ。